【メッセージリレー＃9】　 健康運動指導員/吉井 雅彦さん

 

 

約３０年、マタニティスイミングそしてマタニティヨーガを通して、妊娠、出産後の方の応援をしています。

 

現在僕が感じているのは、本来直観性が高い女性が、男性性の特徴である知性優位になってきているということです。男性がうまくごまかしたつもりの浮気の隠ぺい工作も女性はその直感によって見破りますね。

 

お産も子育ても動物が本来有している「本能」です。残念ながら、どうやらこの「本能」を感じる能力が衰えてきているように感じるのです。お産の時の陣痛アプリなどがその一例です。その一つの原因が、体をしっかり動かすことが少なくなったからだと考えます。文明により生活が便利になった反面、体への気づきが減っているのです。

 

自分の獲物を獲ることをしないで、エサを与えられている動物園の動物は子育てがへた、あるいは、放棄することが報告されています。しっかり体を動かして、本来女性が持っている本能を活性化すれば、自分の体の不調も感知でき、産むときの陣痛への対処、そして子供の泣き声への理解など、頭で考えるのではなく「分かる」のだと思います。

 

 

人間は社会的な動物です。

群れの中で平和に生きていくためには、相手を敵に回すことは避けなければなりません。

 

相手に「自分はあなたの敵ではありませんよ！」と伝える最高の手段が「笑顔」です。

 

脳には顔を認識する能力が名前などを認識するよりもはるかに優れていることが分かっています。初対面の時に笑顔の人にはずっと良い印象が付きます。またその逆もありますね。

「なんでこの人は無愛想な表情なのだろう、まったく！」と思った時、おそらく自分の顔が仏頂面なんですね。

 

一人の笑顔が相手に伝わり、それがどんどん広がっていく。まずは家族から、そして地域、日本そして世界中と広がっていくといいですね。

 

 

 

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●吉井 雅彦

快フィットネス研究所　所長

 

・フィットネスコーディネータ

・健康運動指導士

・楊名時太極拳師範

・水泳教師

・心理相談員

・ラフターヨガ認定ティーチャー＆リーダー

 

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