エピソード③：婚約破棄

 

 

当時私には婚約者がいました。

最初にお見舞いに来てくれたのも、彼のお義母さんでした、

 

彼は私が大学時代のサークルの後輩で2個下。
２年半のお付き合いでした。優しくて誠実な彼でした。

 

 

彼は転勤で三重県に居たのでお見舞いは月に1回でしたが
彼がお見舞いに来るときはメイクをしていました。

2時間程度でしたが、私にはかけがえのない時間でした

ですが、この身体でどう今後2人でやっていくという話はしませんでした。
何故ならこの時はまだ歩けるようになるとお互い思っていたからです。

 

それから半年後の面会日
この日は、外出許可をもらっていました。
何故なら少し遅れた彼のお誕生日をお祝いしようと想い
お店を予約していたからです。

しかし、その日はものすごい台風で
次の日仕事の彼が帰れなくなるといけないので

結局、いつもの面会になってしまいました。

何故か元気がなさそうな彼に問いかけると
別れ話が始まりました。

 

理由は

【なおちゃんの将来は僕には重い】

との事でした。

障がい者の嫁を貰う、支える自信がないみたいな感じだったんですかね。

とにかく彼が理想としていた家族像とは大きく変わってしまったんです。

それを言われた瞬間わたしは
「まーそっか。そうだよね。仕方ないよ！」と意外とアッサリしていました。

そのまま彼は。三重に帰っていきました。

 

ベッドに倒れこんでも、「フラれちゃった～」くらいの気持ちだったのですが

それから２日か、３日か、と立ってくるとジワジワくるもんなんですね。
一週間後には廃人レベルになってました。

お母さんが私が元気になるようにと、飼い犬を連れてきてくれました。
病院の玄関での１５分ほどの面会。少し元気でました。

そして、私が恋愛のスペシャリストと呼ぶ友達に電話で別れた事を伝えると
「器のちっちゃい男やね！男は星の数ほどいるから大丈夫よ！！ありのままのなおちゃんを愛してくれる人がきっと現れるはず！」

と言ってくれました。

器がちっちゃい男・・確かに彼は車椅子の私から逃げたんだ
男は星の数ほどいる・・・車椅子付きの私でも愛してくれる人がいるかも。いや見つけよう！

 

むしろ、障がい者の嫁をもらうって無償の愛じゃないか！？

 

と持前の前向き解釈で元気になれました！

前のページでも言いましたが、私が再び歩き出すのは１０年後！

それまでにはパートナーをも見つけなければ！

という事で、車椅子にも関わらず、週１くらいでデートしておりますし
婚活パーティにも行きました。まだ良いパートナーには出会えてませんが。

まあまだ１０年あるので焦らずゆっくり
運命の相手を探そうと思います！！！

 

 

 

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＜ 達成状況（※ 2/23 時点）＞
　
・目標金額：1,000,000 円
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・残り日数：5 日