
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 274人
- 募集終了日
- 2020年7月19日
浪江町で動物保護活動を続ける、赤間徹さんの紹介。
こんにちわ。「かつらお動物見守り隊」の荒木優子です。
今回、私たちの活動に協力していただいている、赤間徹さんの紹介をさせていただきます。
福島の動物保護活動に係わる人ならば、おそらく知らない人はいないと思いますが、赤間さんは浪江町の自宅と会社事務所、さらに実家を保護動物シェルターにして、個人的に犬猫の保護活動をされています。

▲ブリーダーが保健所に持ち込んだ秋田犬14匹のうち、
最後まで引き取り手がなかった「紬」と「小町」を散歩させる赤間さん
18歳で福島第一原発の作業員となり、41歳のときには福島第一・第二原発の維持管理をする建設会社を興し、ずっと福島原発とともに生きてきた赤間さん。赤間さんだけでなく、浪江町は原発立地(楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町)ではないですが、多くの町民は原発に大なり小なり関わっていて、浪江町も原発に大きく依存、東北電力の原発建設も計画されていました。
もともと、犬が好きで震災前にも自宅で保護した14匹の犬を飼っていた赤間さんが、東日本大震災以後、本格的に保護活動を始めたのは、ある衝撃的な光景を目にしたからでした。
それは、震災4日目の雪が降る中、浪江町内の国道114号線の道路いっぱいに広がり、小型犬のチワワから大型犬まで、たくさんの犬が群れになり、一斉に町に向かってひたすら歩いて行く光景でした。
一時避難所の浪江町津島から浪江町民たちがバスで二本松へ避難する際、避難所には連れていけないからと泣く泣く放たれた飼い犬たちが、自宅へ戻ろうとしていたのです。
それを見た赤間さんは、「自分がずっと働いてきた原発が事故を起こしたせいで、動物たちの運命も変えてしまった」という自責の念にかられました。
原発事故後も廃炉作業に係わっていたため、警戒区域を通る許可を持っていた赤間さん、避難先の郡山市との往復の道中、無人の町で放浪する犬猫を見つけては保護し、避難区域内にある自宅を応急シェルターにして面倒を見てきました。

▲赤間さんの第一シェルターにて。浪江町で保護した「リサ」。
「かつらお動物見守り隊」の徳元宏美さんが預かり、里親に譲渡した。
その後、保護犬猫も増え、世話に専念せざるを得なくなって会社を休業しましたが、2016年11月に浪江町内での宿泊が許可されるまでは、避難先から片道2時間かけて浪江町に通い、保護犬猫のお世話をしていました。東電からの賠償金だけではガソリン代、犬猫のフード代などが賄えず、貯金を切り崩して続けているのは、事故がなければ飼われ続けていたはずの動物たちを見捨てられなかったからだと言います。

▲実家の敷地に造った第2シェルター。主に大型犬が暮らしている。
奥が秋田犬の「紬」と「小町」、そしてビビりん坊の「カフェ」。
「カフェ」は「レオくん」と一緒に、震災直後、牛の死骸を食べて命を繋いだという壮絶な経験をしている。

▲「原発一揆 警戒区域で戦い続ける”ベコ屋”の記録」
(針谷勉著/サイゾー)より。左が「カフェ」、手前が「レオくん」

▲現在の、「レオくん」。右は仲良しの「ベル」

▲葛尾村の「ハク」&「ショコ」の兄妹も放浪して保護され、
2年ほど赤間さんシェルターで暮らしました。
そうした赤間さんを見て「なぜ、他人の犬猫のためにお金を使うんだ」と言う地元の人がいる一方、少ないながら賛同者もいて、2013年9月からは、浪江町の動物病院と協力し、保護した犬猫の不妊手術、ワクチン接種などを施し、県内外のボランティアらの協力もあり、今までに800匹以上の犬猫を飼い主に戻したり、里親を見つけたりして、命を繋いできました。一方でT.N.R(捕獲して、不妊手術を施し、元の場所に放す)も行ってきました。無人の町で不幸な命を増やさないようにするためです。
また、弘前大学に協力し、野生動物の汚染状況の調査事業などにも関わるなど、町の復興のためにできることを地道に着実に進めています。

▲大型犬が多い第二シェルター。
赤間さんがごはんを用意するのをじっと待つ、「紬」
2017年3月31日、浪江町は一部を除いて避難指示が解除されました。解除から3年が経ち、少ないながら住民は戻ってきていますが、赤間さんの活動が広く知られるようになると、飼えなくなったからと安易にペットを持ち込んで来たり、町に犬猫が遺棄されたりすることも増えてきました。さらに、保健所に収容された犬猫を頼まれて引き出したりもしています。まったくの個人活動なので、報酬などはありません。本来ならば、公的機関がこの活動をするべきだし、復興関連の事業には無駄に多額のお金が使われているのに…。

▲2018年、飼い主のおばあさんが施設に入るからと、
息子さんが持ち込んできた、ミニチュアピンシャーの「ぴーちゃん」。
「かつらお動物見守り隊」で預かり、協力メンバーのA夫妻のもとで1年9ケ月トレーニングした後、2020年6月、晴れて里親さんが見つかりました。
震災直後、注目を集める原発被災地で派手にレスキューパフォーマンスを繰り広げ、支援が集まらなくなるとさっさと引きあげてしまった保護団体、公的機関のふがいない活動や使途不明金などなど、震災後の福島で動物愛護業界の、裏の部分もたくさん見てきました。
そういう輩とは一線を画し、寡黙で自己PRもせず、黙々と動物たちのために活動する赤間さん、本当に頭が下がります。

▲赤間さんの第2シェルターには、広いドッグランもある。
町に遺棄された、猟犬(プロットハウンド)のミーナ。
少しあとに、同じプロットハウンドの「コニー」も遺棄されていた。
赤間さんのシェルターには、2020年6月現在、犬15頭、猫65匹が暮らしています。
新型コロナウィルス感染防止のため、今のところシェルターでのボランティアは県内在住の方に限っていますが、コロナ禍が落ち着いたら、ぜひボランティアにいらしてください。
●赤間さんのブログ「3.11 レスキュー日記」http://okomenokiwami.blog38.fc2.com/
リターン
1,000円
サンクスメール
ランチ1食分くらいならいいか、と思ってくださる方、よろしくお願いします。
サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
3,000円
サンクスメール
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