盛りだくさんの一週間…

いつも私たちの活動を応援いただきありがとうございます。

 

私たちが米作りをしている田んぼは、粘土質で水管理には特に工夫が必要な土壌です。

穂が垂れ始め稲刈りが近くなると、これまで以上に水管理に苦労します。

そのため、広島文教大学のＯ教授と研究室のみなさんに、土壌の調査や改良などのアドバイスを頂いています。

 

今週は、強めの雨と台風がやってきました。

少しは田に水を入れたいけど、たくさんはいらない…

天気予報は変化するし…出張もある…。

さて、セッティングどうしようかな〜と、悪天候のたびに考えます。

今回は、安全策で田んぼに入らないように塞ぎました。

毎回　様々な選択肢に悩みつつ、経験しつつ、前進しています。

 

そして、稲こうじ病の発生。一番下の田んぼの一部で発生しました。

稲こうじ病は、生育途中のイネに病斑などを生じないため収穫期近くにならないと、り病に気がつかない病害です。稲こうじ病にかかると、玄米の表面が汚れ規格外になります。が、米を磨いてつくる日本酒づくりには影響はありません。
しかし、綺麗な米であってほしいです。そして、翌年の米作りを考えるとこの菌を広げないように抑えたいので、様々な方にアドバイスを頂き、対処中です。

収穫時に田んぼが乾いていないと、来年度にも影響が出るそうなのでそのためにも、水管理が重要になっています。

 

と、そんなときに　台風14号襲来。

幸い直撃は免れ、ほぼ無傷で台風に堪えました。

しかし、しっかり実ってたれ始めていた稲穂の一部が、風に押されてコケ気味になりました（少したおれそうになっているという意味です）。

これが昨日18日朝の田んぼの様子です。

昨日　お天気だったので、ある程度は自力で立ち直ってくれると思います。

今日はこれから、見回りです。

自力で戻れなかった稲があったら、数株ずつ麻紐でしばって立てていきます。

 

今日は快晴。作業日和です。

 

2021.9.19