阪合部classで絵の本ひろば　いい感じですね

五條市の社会福祉法人祥水園が、地域コミュニティの活性化を目的に始めた「阪合部class」という施設にお邪魔しました。空き家になっていた阪合部地区のお医者さんの家を、祥水園が譲り受けて再生した施設です。古き良き昭和の時代を思い起こさせる古民家で、広い庭もあり、のんびりとゆったり流れる時間を楽しめるような場所です。毎月第2土曜日にオープンしており、誰が来てもウエルカムの雰囲気で迎えてくれます。

11月11日のメインイベントは、吊るし柿としめ縄作りでした。少し寒かったのですが、庭にはブルーシートが敷かれ、その上ではしめ縄を作り始めているスタッフがいます。傍らでは、吊るし柿にする柿の皮を向いているスタッフもいます。また、古い石臼を修理している人もいます。そのように思い思いに空間と時間を共有しながらコミュニケーションを楽しんでいるのです。

その家屋の一部屋をお借りして、ひろばを開きました。病院の待合室だっただろうと思われる場所です。

子ども連れの若いお母さんたちも参加してくれて、小さな子どもも思い思いに楽しんでいました。
祥水園から来てくれたお年寄りたちは、しめ縄と聞いて、昔取った杵柄とばかりに本領を発揮する方もおられました。
その中、おばあちゃんとひ孫を連想させるような、自然発生のペアが猫の写真集を楽しむ姿が印象的でした。