8月19日(土) 埋蔵文化財センターで平和講座

市の文化財課の職員の方にお願いして、市民の平和展磐田実行委員会主催で、磐田市の戦争について講義をしていただきました。

実行委員4名、中学生2名が参加しました。

袖浦公園には明野陸軍飛行学校天竜分教所があり、戦闘機のパイロット訓練所として使われていました。戦争末期にはここから特攻作戦に参加する兵士が飛び立って行ったとのことです。

日本軍の飛行服

かぶと塚公園には中部129部隊(第1航空情報連隊)があり、4千人が高度な無線通信技術を学び、戦地に送られました。無線機を背負ってジャングルの奥地に入り、敵機を見つけると無線で連絡をすることなどが任務で、多くの兵士が消息不明のまま帰らぬ人となったとのことです。

当時使われていた無線機器

厚生労働省によると、太平洋戦争で海外で戦没した人はおよそ240万人で、いまも収集されていない遺骨は112万にのぼります。