ファゴットパートを紹介します！

こんにちは！北海道大学交響楽団ファゴットパートトップの林晴人です。
皆様、沢山のご支援どうもありがとうございます！ファゴットパートは現在、1年目2人、2年目2人、4年目2人の計6人で活動しています。少ない人数ではありますが、みんなで楽しんで音楽に取り組んでいます。

ファゴットという楽器は、主に低音部を担当する大きな木管楽器です。管の全長は約2.5メートルほどありますが、途中で折りたたんだ形状をしているため、実際の大きさは約130センチメートルほどで思っているよりもコンパクトです。音域は3オクターブ半ほどあり、様々な音域を使用します。基本的に楽譜はへ音記号でかかれているのですが、突然ハ音記号に変わったりするため、混乱することもしばしばあります。オーケストラでは他の楽器を下から支える役割を担うことが多いですが、時にはソロを演奏することもあります。

今回の定期演奏会で演奏するマーラーの交響曲第5番では、多くの部分で演奏しています。音域も上限から下限までほとんど使用するため、非常に技量も体力も要求されます。多くはないですがソロもあり、取り組み甲斐があります。木管楽器だけでなく様々な楽器とアンサンブルしていますので、楽しみにしていてください。また、3管の大きな編成であり、コントラファゴットとの持ち替えもあります。コントラファゴットとは、ファゴットよりもさらに1オクターブ低い音が出せる楽器で、ファゴットからさらにもう一度管を折りたたんだ形をしており、とても大きい楽器です。木管よりもコントラバスなどと同じ動きをしていることが多いので、重厚感のある低音を感じてもらえると嬉しいです。非常に難しい曲ではありますが、より良いものをお届けするために全員で日々努力をしています。

交響曲第5番以外の曲目でも、ファゴットはとても活躍するので、ぜひ注目してください！
皆様を楽しませられるよう、精一杯頑張りますので、是非会場へお越しください！

また、クラウドファンディングにおいても多くの支援を賜りありがとうございます。

引き続き、北大オケを応援の程よろしくお願いいたします。