【残り8日！】食糧配布と衛生支援を実施します。

帰還民の方々の人道的危機が発生する以前より、既にアフガニスタンは食糧危機に直面し、水衛生環境にも課題がありました。

アフガニスタン東部に位置し、パキスタンと国境を接するナンガルハル県は、帰還民の約3割が滞在しています。ナンガルハル県では、約83万人が食糧危機に瀕していて、国内でも最も厳しいレベルにあります。また、2,120万人が水衛生支援を必要としています。下痢やコレラなどの発生も確認されています。

帰還民の方々は、パキスタンから帰還する際、限られた物資や資金しか持ち出すことができず、生活全般に関しても、経済的にも、大変脆弱な状態にあります。

アフガニスタンで既に多くの人びとが人道的危機に直面する中、帰還民の方々は仕事を見つけることも、十分な食糧を確保することも困難です。

ジェンは、ナンガルハル県で、このような状況にある帰還民の方々に対し、ニーズの高い食糧2カ月分と、衛生キットの配布、衛生教育を行います。

支援対象者は以下のような基準を設けて、特定します。

(1)    妊娠中、授乳中の母親がいる帰還世帯
(2)    女性、子ども、障がいあるいは慢性疾患を持つ人びとが世帯主である帰還世帯
(3)    世帯人数が10名以上の帰還世帯
※このうち、複数基準を満たす世帯を優先します

脆弱な立場にある帰還民の方々に食糧と水衛生支援を行うことで、人びとの命を繋ぎ、暮らしを支えることを目指します。

クラウドファンディングは、残り8日となりました。
ひとりでも多くの方々へ支援をお届けしたく、
皆さまのご協力を、お願いいたします。