【介護食デザートを始めた理由】

クラファンを始める当初の目標を達成後も、たくさんの方に応援いただきただただ感謝しております。

みなさま本当にありがとうございます！

ネクストゴール達成に向け頑張ります！

改めて、私が介護食デザートを始めた経緯について・・・

介護食といわれてどのようなイメージがあるでしょうか？

介護食とは、

かむ力や飲み込む力が弱くなった方でも食べやすいように、調理方法などを工夫した食事のことです。

私は3年前、介護食デザートを作ってくれないか？お声がけいただくまで全く介護食のことを知りませんでした。

私（当時20代後半）の周りにいるの健康で若い人が中心のため、なかなか介護を必要とする方や介護職に従事している方との接点がなかったためです。

そして初めて介護食を知った時の感想は「種類が少ない」でした

365日24時間選択肢にあふれた生活を送っているのに、高齢で嚥下機能が落ちると一気に選択肢がなくなるのが現状です。

特にお菓子（デザート）は

常温保存ができて、栄養価を無理やり高くしたものが中心

限られた種類にも関わらず優先度の1番に美味しさではなく栄養という事に驚きでした。

おいしいものを食べてきた高齢者の方々に「嚥下能力が落ちたからおいしくなくても栄養あるから食べてね！」というのはあまりにも悲しいと感じました。

私は幼少期祖父母と一緒に過ごし、大好きな祖父が亡くなる前に大好きだった食事に興味がなくなり痩せていく姿を見て

病気になると大好きだった食事すら興味がなくなってしまうのか・・・

と当時は感じていましたが

決しておいしいとは言えない食事に”頑張って食べる”ことが嫌だったのかもしれない

今は元気ですが高齢の祖母、将来介護が必要になるかもしれない親

時代は変わっても介護食は変わらないのではないか？

それならば私がデザートを通じて介護食の現状を変えたい！その想いで現在活動しています。

決して食事の中心にいるわけではないデザートですが、食べるだけでにっこり幸せになる

嚥下能力に関わらず誰もが一緒に食べることができるメルシープディングを通じて

「食べる」を楽しめる社会の実現に向けて引き続き頑張ります！

kailo cakeをよろしくお願いいたします