
支援総額
目標金額 900,000円
- 支援者
- 104人
- 募集終了日
- 2019年7月31日
キハ2号を令和へとつなぐ理由〜保存活動のこれまでとこれから〜
ここまであたたかい応援・ご支援ありがとうございます!
おかげさまで、なんとか目標の50%まで到達することができました。

しかし、残り20日足らずの期間でまだ半分の道のりがあります。
折り返し地点ということもあり、本日は改めて皆さまに『旧別府鉄道キハ2号を守る会』のこれまでの歩み、そして、このキハ2号を永久的に保存するために、どうして更に、資金が必要なのかお話しさせてください。
少し長くなりますが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
私たち「旧別府鉄道キハ2号を守る会」の活動の始まりは、2013年。
昭和59年1月末に廃線となってから、松風こみち円長寺公園近くにある通称ポケットパークにて雨ざらしになっていた、キハ2号を救うために私達は立ち上がりました。(当時の車両は荒廃が進み、保存の打ち切りも議論されていました...)
そもそもの前提として、キハ2号を守る会は市民ボランティア団体であり、保存会(車両を会が保有・管理している)ではありません。※車両の所有は加古川市さんが担っております。
守る会が立ち上がった経緯は こちら でも説明しています。
活動を始めた最初の頃は、加古川市さんから必要最低限の資材(塗料や錆止め)や、軍手・マスクなどの消耗品などの現物支給をいただき、そこに自分たちの持ち出しやカンパを加え、有志で集まった素人メンバーで、無理をしない、できる範囲の作業(清掃活動など)を行なっておりました。
この頃は、「少し綺麗になれば良いな」という程度の活動で、掃除だけでも見違えるほど綺麗になったことを覚えています。参加者の中からは、素人でも地道にやればなんとかなるのでは といった声もあがり、これが私たちの活動の原点となりました。
ただ、有志メンバーによる、月1回の不定期の修復作業では、遅々としてなかなか前に進まなかったことも事実。キハ2号は屋外保存されているため、風雨にさらされ、日々修復と劣化との戦いでした....。
また、車両の鋼体そのものにも大きな腐食があったり、屋根の防水も劣化してしまい、素人作業ではどうにもならない問題も直面してきました。


そこで、キハ2号を恒久的に残すためにプロの作業を....と考え、加古川市の管理責任者の方々に何度も相談。
しかし、加古川市でも厳しい財政の中、修復費用を予算化することはやはり難しく、 “資金” の問題にぶつかりました。
このことを受け、私達の支援活動は修復作業と自主的な資金集めを活動の2本柱とすることを決意し、任意団体「旧別府鉄道キハ2号を守る会」として2015年9月から再スタートを切ることになりました。
寄附募集のチラシを作って、色々なところでPRしたり、加古川市の交付金事業にエントリーして、交付金(※修復には使えないお金)によって自ら開催するイベント等でのプロモーション活動で寄附集めも行いました。
しかし、本格的な修復ができる資金にはほど遠く、素人作業だけの状態が約2年足らず続いた2017年1月頃、いよいよ屋根からの雨漏りが始まり深刻な状況となりました。
窓も、窓枠やガラスがほとんどない状況での養生シートでの簡易防水を防いでいた中で、車内が木製のキハ2号にとって、雨漏りはさらなる劣化に追い打ちをかけました。
このままでは、キハ2号の劣化は内部から加速度的に進行して朽ち果ててしまうのも時間の問題。もう時間がない.....!


そんな中、頼みの綱になったのがクラウドファンディングでした。
広くこの活動を知ってもらい、少しでもキハ2号に思い入れのある方に私たちの活動やいまの車両の状況を届けたい。そして、私たちだけでは不可能なプロの修復をお願いするために資金を集めたい。そんな思いから、全く経験もないクラウドファンディング第1回目のプロジェクトをスタートさせて、その結果、2017年には屋根の修復を、第2回目の2018年には窓枠や木造部分の修復のための資金を集めることができ、なんとかここまで車両の保存をつなぎとめることができました。
応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。


しかし、いまだに屋根のない場所で、車両は雨ざらしのままです。
ここまで、つなぎとめることはできているものの、どれほど修復を重ねても、車両の劣化はこれからも続くことでしょう。
今後、この車両がいつまで保存できるのか、正直わかりません。でも、保存を継続するためであれば、私たちは支援活動を継続していくつもりです。みんなで救った、思い出深いこの車両を見捨てることはできません。
いまも、加古川市の管理責任者の皆様とも話し合いは続け、可能な範囲で活動の支援もサポートしていただいています。
現在、挑戦中の第3回目のクラウドファンディングでは、木製の扉と内装の修復を行います。
昭和、平成と繋いできたこの車両を令和にも永くつなげていくため、どうか引き続き皆様の保存に向けての応援・ご支援をお願いいたします!
旧別府鉄道キハ2号を守る会 代表 誉田 勝(こんだ まさる)
リターン
3,000円
【豪華なリターン不要】キハ2号の修復を応援!
・お礼のメール
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年8月
3,000円

【キハ2号オリジナルグッズで応援!】
・お礼のメール
・キハ2号 クリアファイル
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月
3,000円
【豪華なリターン不要】キハ2号の修復を応援!
・お礼のメール
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年8月
3,000円

【キハ2号オリジナルグッズで応援!】
・お礼のメール
・キハ2号 クリアファイル
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年11月

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