『奇跡の種』は世代を超えて手渡されています❤

新型コロナウイルスの感染が世界に広がって1年が経ちました。
人と人が想いを繋いで、出合う事や集う事が難しくなっていますが、
著者の平和を願う想いは、 ピアニスト娘さん：小澤実々子さんとその学友である女優の宮城嶋遙加さん（共に 20 代）が
【朗読とピアノで 聴く『シベリアのバイオン』】として、
公益財団法人 静岡県文化財団が 静岡県文化財団が 運営する『ふじのくに＃エールアトプロジェク』 の助成を受けて、静岡県内各地で公演 を続けて下さっています。

 

この企画は、すでに生涯学習センターなどで6回の公演を終え、
去る 2月 22 日（月）は、静岡市内の小学校で全校2学年ずつ 3ステージステージを
子どもたちに生の舞台を届けてくださいました。

 

 

 

 

♦今回は、朗読と脚本を書かれた宮城嶋遥加さんと小澤実々子さんに、小学校で公演された感想を伺う事ができました。

＜宮城嶋遥加さん＞

　「満洲」「シベリア抑留」「捕虜」など、こども向けには難しい単語やテーマかなと思い、上演台本や構成を試行錯誤しました。実際に上演をしてみると、こちらが考えていた以上に、子どもたち一人一人がこの物語のもつ本質的な部分をそれぞれの視点で捉えてくれていたことが分かり、改めてこの『シベリアのバイオリン』という物語のもつ強さ、そして、美しさを感じました。」

　＜小澤実々子さん＞　　　　　　

「どの学年の生徒さんも、こちらが発信したことをしっかりと受け止めている姿を見せてくれて、とてもやりがいを感じました。

遥加さんが、子どもたちの立場で納得できる言葉にしてくれたおかげで、原作のメッセージはそのままに、小学生も理解できる物語になったと思います。

戦争の悲惨さを描くだけではない、希望が溢れてくるこの物語は、子どもたちにこそ繋いでいきたい物語だと強く思った時間でした。」

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物語の主人公：窪田一郎さんの娘である著者：窪田由佳子さんが著した小説を、著者の娘さんたちが伝えて下さる・・。

奇跡の種は、世代を超えて受け取られ、受け取ってくださった人の心に届き、新しい言葉として伝えられています。

この企画の上演ＤＶＤをご希望の方に無料で配布して下さいます。
（とても素敵な朗読と演奏です・・・）
　詳細は、以下のリーフレットをご覧ください♪
 

2021年4月16日

馬場利子記❤