「絵本をお送りします」のお約束・・お詫びとご報告

夏の盛りの頃、8月1日に『シベリアのバイオリン』を原作にした絵本を発行する旨、お伝えしました。それからすでに、2か月以上が経ってしまいました。

　絵本の原画展が行われた8月15日には、窪田由佳子さんも、原作者として会場（安曇野）で、『シベリアのバイオリン』に寄せる想いを、お話しとピアノ演奏で伝えました。

　絵本の発行を歓迎し、祝福していましたが、絵本は、校正作業の確認不足や印刷入稿データが確認できないまま、仕上がってきたため、発行元となる『LLP(有限責任事業組合）未来舎』(この絵本を発行をきっかけに設立した【平和を伝える有機的な活動】に特化した事業法人】）の協力編集者やデザイナーさんたちにも相談をし、『編集途上の段階』である指摘と助言を受け、再編集をする協議をしました。
　その協議の段階で、絵本作家の三枝三七子さんに、出版社から「『シベリアのバイオリン』を原作にした絵本を出しませんか」という打診があったとのことで、絵本を広く社会に紹介してもらえる出版社での発行は、三枝さんにとっても良い機会になりますし、同じテーマの絵本をご支援いただいた皆さんに汎用版の絵本をお送りするのは、お礼にはならないと判断し、有志（LLP未来舎）での発行を見合わせました。

　「絵本をお送りします」とお約束しましたが、この様な経緯で、絵本の紹介が先になりますことを、どうぞご了承下さい。作業の不手際で未完のお知らせをしましたことをお詫びいたします。
　『シベリアのバイオリン』は皆さまにご支援いただいて誕生しました。
  そして、このクラウドファンディング；奇跡の種を手渡すプロジェクトから、LLP未来舎は、生まれました。

※LLPとは、構成員全員が平等に有限責任を負い、権限やルール、配当などを自由に変えられる自由な社団のこと。2005年に経済産業省より定義付けられた新しい組合制度で、日本語では「有限責任事業組合」といいます。
 

❤LLP未来舎は『平和を願い、想いを伝える活動』を緩やかに続けていく所存です。

❤『シベリアのバイオリン』は著者の窪田由佳子さんのお話会だけでなく、『シベリアのバイオリン』を原作にした朗読劇の脚本を書いてくださる人があり、その上演なども企画され、奇跡の種は広がっています。皆さまにご支援をいただいたお陰です。
 

また、折に触れてご報告をさせていただきます。
どうぞ、健やかにお過ごしください。

2022年10月18日　　　　奇跡の種を手渡すプロジェクト事務局：馬場利子記