「わたしのなかまをたすけてください」──子猫モリちゃんからのお願い

皆さん、連日の心強い応援をありがとうございます。

私たちは本当に心強く、みなさんに支えていただいています。

今の現状をお伝えしますと・・・

現場担当者から情報が当会に共有されず、他のボランティアの方を通じて伝言のように届く──
それは、“話しやすい人にだけ話す”という、行政側の構造的な問題ではないでしょうか。

私たちが“うるさい”のではなく、現場の実情に即した問題提起をしているからこそ、対話が避けられているのだと思います。

命を扱う現場で、“対話を避ける姿勢”こそが最大の不信感につながります。
私たちは、声を上げることで命を守ると決めています。

こんな日々の中ですが、今日はうれしいニュースをお届けしたいと思います。

私たちが今、東京都の廃棄物埋立処分場で救出してきた猫たち。
その中で、子猫で保護できたのは、わずか4頭だけでした。

保護をした女の子の猫たちの多くは経産婦でした。

本来ならもっと多くの子猫が、あの現場にいてもおかしくなかった。
でも…現実は、そうではありませんでした。

母猫の栄養状態が悪い中で、あの酷暑では子猫が育ちあがるのは困難だったことでしょう。

▲６月１日保護時のモリちゃん

その“わずか4頭”のうちの一頭──「モリちゃん」。

保護時は命の危機が続き、あと1週間保護が遅れていたら
きっと、彼女はもうこの世界にはいなかったでしょう。

でも今。
モリちゃんはこうして、あたたかな家族のもとで暮らしています。
犬たちと一緒に、柔らかな陽だまりの中で──。
本当に奇跡のような命です。

▲おうちの子になって幸せです。どうかみなさんわたしのなかまをたすけてください。

現場は、まだ終わっていません。

未確認の区域にはガリガリにやせた約50頭の猫たちがいる、という情報。
この現場の深刻さは、まだ東京都本庁には届いていないようです。

だからこそ今、声と支援が必要です。
世論が可視化されれば、行政は動きます。
ぜひ、クラウドファンディングのシェアをお願いします。

ひとりでも多くの方に知っていただくことが重要です。

「命を守る意思」を届けてください。