見捨てられた命に、光を。声なきSOSに応え続ける活動存続にご支援を
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支援総額

15,491,100

目標金額 10,000,000円

支援者
891人
募集終了日
2025年7月31日

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2025年07月20日 20:48

灼熱の埋立地で──白猫レオナール、電気化学療法の一日

クラウドファンディングも残すところあと11日。

たくさんの応援、本当にありがとうございます。

 

この数日は、都の対応に対して私たちが声を上げ、

それに共鳴してくださった多くの方の後押しで、支援が一気に加速しました。

 

そんな中でも、今日お伝えしたいのは、今この瞬間を生きている猫たちの姿です。


埋立地から保護された白猫レオナールが、

扁平上皮がんの治療に向き合った一日の記録──


「なぜこの子ががんになったのか」「なぜここまで進行していたのか」。

その背景にある現実も、見つめずにはいられません。

命の現場で起きていることを、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

【電気化学療法の一日──白猫レオナールちゃん、最先端医療を受けました】

7月19日、レオナールちゃんは「扁平上皮がん」に対する電気化学療法(ECT)を受けました。

この治療は、がん細胞に薬剤を浸透させ、電気パルスで内部に取り込ませるという、

猫に対しても近年有効性が注目されている最先端医療です。

 

7時すぎ。キャリーに入り、治療を受けるために埼玉県にある病院へ向かいました。
午前中は再度の治療説明、血液検査、レントゲン。午後からいよいよ治療が始まりました。

 

私はガラス越しに手術の様子を見学させてもらいました。

 

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今、私たちはレオナールちゃんの家族。たくさんの方のご支援でこの治療を受けられること、心から感謝しつつ、しっかり見届けたい──そんな思いでその場にいました。

 

治療部位である耳の周囲の毛をバリカンで刈ると、

がんの盛り上がった部分がはっきりとわかりました。
さらに、がんは耳の穴の中にも広がっていたとのこと。
先生の合図で電気化学療法が開始され、ほどなくして終了。

 

処置のあと、先生方が丁寧にレオナールちゃんの顎やお顔を拭いてくださいました。
最先端医療である一方、そこにはあたたかな心がしっかりとありました。

 

その日の夕方、麻酔から目を覚ましたレオナールちゃんは落ち着いた様子で、無事に退院。
7時ごろ、12時間におよぶ通院を終えて、シェルターに帰ってきました。

 

スタッフみんなが心配して待っていて、レオナールちゃんが保護された埋立地で一緒にいた黒猫「つくし」も、そっとお出迎えしてくれました。
がんばったね、レオナール。

 

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▲お腹すいたねー帰ってきてすぐにご飯をたべるレオナール。見守る黒猫つくし。

 

【レントゲンの衝撃──外で生きる猫たちの過酷な環境】

レントゲンの結果、先生から「肺に影があるが、現段階では判断できないため経過観察」と説明がありました。
また、肺全体が白っぽいことについて「これは外で暮らしていた猫に多い。土や埃の影響。飼い猫ではタバコを吸う人の猫にも見られる」とのお話も。

私たちにとってはショックな内容でした。
特にこの埋立地は、近年では焼却した灰を埋める場所となっており、粉塵の量や有害性は想像を超えています。

 

【白猫レオナールが発症した「扁平上皮がん」とは】

猫の耳や顔、目の上などに発症しやすい「扁平上皮がん」。
原因の一つは、太陽からの紫外線によるダメージです。
特に白猫は、発がん率はなんと16倍にもなるという研究報告も。

レオナールちゃんは白猫。
そして灼熱の太陽の下、風を遮るもののない埋立地で過ごしてきた子です。
過酷な環境がどれほど身体に負担を与えてきたか──その現実を、私たちはこの目で見せられたようでした。

 

どうか、レオナールちゃんの今後の治療と、埋立地に残された仲間たちへの保護活動を、引き続き応援していただけたら幸いです。

 
 
 

リターン

22,222+システム利用料


【6/30 NEW】たまさんちのホゴネコ(直筆サイン入り)コース

【6/30 NEW】たまさんちのホゴネコ(直筆サイン入り)コース

長年保護活動に携わってきた著者・たまさん(@tamtam_111)による書籍『たまさんちのホゴネコ』直筆サイン入り版をご用意しました。
保護活動を通して見えてきた、動物たちへのやさしいまなざしが詰まった一冊です。
この返礼品は、当クラファンのご支援になるだけでなく、本の売上の一部がたまさんが応援する保護団体への寄付にもなります。
"ダブルの支援"につながる特別なご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

※サインは直筆で、支援者様のお名前は入りません。

- - - 以下もお届け - - -

●お礼のメール
●会報(活動報告)※ニュースレターをデータでお送りします

申込数
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在庫数
完売
発送完了予定月
2026年1月

5,000+システム利用料


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●お礼のメール
●会報(活動報告)※ニュースレターをデータでお送りします

フード1袋、ワクチン1回分。猫たちの命を守るために、すぐに必要となる支援です。
あなたのご支援が、現場の猫たちを救います。活動の様子をお届けするニュースレターには、保護猫たちの変化や、現場スタッフの想いも込めています。猫たちの息づかいを、ほんの少しでも感じていただけたら嬉しいです。

申込数
370
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

22,222+システム利用料


【6/30 NEW】たまさんちのホゴネコ(直筆サイン入り)コース

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