寄付金控除型

成立

「ただいま」と言える家を、子どもたちへ｜地域にひらく、児童養護施設

社会福祉法人福祉楽団

寄付総額

6,714,000円

目標金額 5,000,000円

寄付者: 380人

募集終了日: 2024年7月19日

https://readyfor.jp/projects/mimomi_park-side_house?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

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「ただいま」と言える家を、子どもたちへ｜地域にひらく、児童養護施設

社会福祉法人福祉楽団

2024年07月07日 01:49

残り2週間を切りました。力を貸してください！

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福祉楽団の藤堂です。

クラウドファンディング　～「ただいま」と言える家を子どもたちへ | 地域にひらく、児童養護施設～　　https://readyfor.jp/projects/mimomi_park-side_house

が、終了まで2週間を切りました。

こうして社会の皆さんにご支援をお願いしている以上、

本日は、なぜこのプロジェクトに取り組んでいるかという自分の原体験と、

なぜ、“「ただいま」と言える家を子どもたちへ” というテーマで臨んでいるのか、

を伝えるべきだと思いました。また長くなってしまいますが、聞いてください。

自分は48歳ですが、今でもやはり子どもの頃のことを引きずっているのを時々自覚します。

父はバイクの自損事故で、自分が小2の時に他界しました。

棺の中の父は傷だらけだったこと、そして体に触れた時の冷たく硬直した感覚を忘れることはありません。

自損事故だったことは何となく周囲にも知られ、学校ではバカにされることもしばしばありました。

そんな自分は、より弱い立場の同級生に対してひどい態度や行動をとったりしていました。ろくでもない子どもだったと思います。謝っても謝りきれないです。そんな懺悔の気持ちが今も残っています。

母親のことになります。母も既に15年ほど前に、スキルス性の胃ガンで他界しています。

母親は父と結婚する前は銀行勤めでしたが、結婚してからは振袖などの和裁の内職をしていました。

そして母子家庭になってからも、銀行に戻ってこないかという話もあったようですが、内職を継続することを決断し、自分をずっと育ててくれました。

銀行の方が給料は確実に良いはずなのに、なぜ内職を継続する道を母は選んだのか。

それは父を失い、ろくでもなかった情緒の整わない自分に対して、

「ただいま！」

「おかえり！」

のやりとりを毎日交わしたかったから、

と後に聞きました。

母とは親一人・子一人だったため、関係性が行き詰まることも多々ありました。母が毎日家にいることをわずらわしく思うことも正直ありました。

しかし母は、たったそれだけのために、収入面や社会とのつながりの要素を捨て、家で毎日自分を出迎えることを選んだのでした。

「たったそれだけ」と書きましたが、この「たったそれだけ」のための決断が、今の自分を創り上げていることは確かです。先ほど述べたように、母との関係は葛藤的でもありましたが、このことは特に感謝してもしきれないことの大きなひとつです。

母の「たったそれだけ」のための決断が、このプロジェクトのタイトルにつながっています。

今はフルタイムでの共働き家庭の割合も多くなっています。

このプロジェクトをリリースしてから、

「『ただいま！』『おかえり！』のやりとりは、当たり前ではなくなったのでは？」

そんな声を聞くこともありました。

確かにそうかもしれません。もうそんな世の中ではないかもしれません。

でも「ただいま！」「おかえり！」のやりとりは、本当は誰もがあったら嬉しいと思うとても大切なことではないでしょうか。

1人暮らしをしている人もたくさんいます。

そこに「ただいま！」「おかえり！」を交わす人がいなくても、その人たちの心の中に、かつての子どもの頃の、またはそれぞれにとっての大切な人との「ただいま！」「おかえり！」のやりとりの記憶があって、それが大袈裟かもしれませんが、明日を生きる原動力となったりしているのではないでしょうか？

実籾パークサイドハウスで生活することになる子どもたちは、

布団の中で、「明日が来なければいいのに…」と願っていたりしています。

それは起き抜けから罵声を浴びせられ、学校から帰宅しても「何しに帰ってきたんだ！」「お前はうちの子じゃない！」「死んでしまえ！」そんな暴言を浴びせられるのが日常だからでもあります。

だから、世の中的には、「ただいま！」「おかえり！」が当たり前でなくなってきたとしても、

子どもたちはこれまであらゆる“当たり前”をあまりに享受できてこなかったために、

「おかえり！」

と毎日毎日伝えていきたいと思うのです。

そしてそう思っている人が全国にたくさんいるということを、子どもたちに伝えていきたいのです。

母は再婚することはありませんでした。ですが、仮に母が誰かと再婚し、その相手が自分に暴力や暴言を浴びせ続ける人であったら、自分の今の人生は違うものだったはずです。

だから実籾パークサイドハウスに来る子どもと自分は表裏一体だと思っています。

それが自分がこの道を志した原点です。

母との関係は葛藤的でもあったと先に書きましたが、それを仲裁してくれたのは、親戚のおじ、おば　でした。

いとこは、父を亡くした自分にきょうだいのように接してくれました。

ある担任の先生は、今ではいけないことだと思いますが、日曜日に公園でキャッチボールなどして遊んでくれました。

あしながの奨学金と学生寮のおかげで、東京の私立大学に通うことができました。そんな奨学金と学生寮は社会の善意によって成り立っていました。

学生寮の恩師は、歌舞伎町で飲んだくれて喧嘩し、救急車で運ばれたところを、真夜中に八王子から駆けつけてくれ、叱ってもくれ、心配もしてくれました。

そんな様々な人の支えがあって、今の自分がいます。

親御さんだって困っています。その親御さんだって、かつての子ども期にあたたかい「ただいま！」と「おかえり！」がなかった方かもしれません。

実籾パークサイドハウスは、地域のひと・社会のひとと共に、

子どもたちやその親御さんとも、

親戚のような、友達のような、ご近所のような

そんな関係性を築いていける場にとにかくしたいと思っています。

クラウドファンディングは何とか第一目標は達成でき、第二目標を掲げたものの、そう簡単にはいかない厳しさを痛感しています。

でも最後の最後まで、「おかえり！」を言ってくださる方をなるべく多く増やし、目標を達成したいと強く願っています。

ずっとお願い続きになっていて恐縮なのですが、ぜひとも私たちの背中を押してください。力を貸してください。何卒よろしくお願いいたします。

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ギフト

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・実籾パークサイドハウスの「ニュースレター」ご送付
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・福祉楽団栗源第一薪炭供給所にて製作されたコースター
・新施設壁面にお名前掲載（希望制）
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※オンラインお披露目会は2025年3月までに実施いたします。実施日程は、実施の2ヶ月前を目処にご連絡いたします

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在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2025年3月

3,000円＋システム利用料