【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト
【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト

寄付総額

6,565,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
188人
募集終了日
2023年10月31日

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2023年10月10日 18:00

卒業生からの応援メッセージ〜2022年卒業生・大曽根宏幸(AI BunCho開発者)

デジタルネイチャー研究室の卒業生からの応援メッセージをいただきました!2022年の研究室卒業生、インダストリアル・ドリーム株式会社代表取締役社長(AI BunCho開発者)大曽根宏幸さんです。

 

いつも応援をありがとうございます.クラウドファンディング終了まで残り21日となりました.現在までに55人の方から123万円を超えるご寄付をいただいております.誠にありがとうございます.

しかし,現在目標達成率20%と非常に厳しい状況となっております.是非ご支援をよろしくお願いいたします.

 

卒業生からの応援メッセージ 〜2022年卒業生・大曽根宏幸(インダストリアル・ドリーム株式会社代表取締役社長,AI BunCho開発者)

 

大曽根宏幸(2022年卒業)

■学生時代のプロフィール

1997年千葉県生まれ. 開成中高出身(40代黒). 筑波大学1年生の頃からOpticsや機械学習のHCI応用を中心に研究を行う. CHI2021 alt.chi, Augmented Human 2019 Paper, NIPS2017 Workshop (口頭発表), ACE 2017 Full Paper, SIGGRAPH 2017 Posterなどの国際会議で発表を行った.

■所属していた時期

2016年4月〜2022年3月

■現在の職業

インダストリアル・ドリーム株式会社代表取締役社長、東京工業大学博士後期課程(休学中)

■落合研でメインで取り組んでいた研究

日本語GPT-2を用いた小説執筆支援アプリBunChoの実証実験。

■学生時代の研究活動について教えてください

遡ること高3センター直前期である12月。母校に落合先生が講演にいらっしゃいました。当時、「東大に受からなかったら死ぬ!」みたいに悶々としていたのですが、自由に研究や仕事をされている落合先生の姿が印象に残り、「東大に行けなくてもここなら面白いことができるのでは?」と思い、筑波大学に飛び込みました。しかし、薄っぺらい人間だった私は最初はどんな研究をしたらいいのか分からず、また悶々とする日々が始まります。今は無き大江戸温泉でのブレスト(?)で、「水中でVRができたら温泉でもできるな」という思いつきから、光学シミュレーションを駆使し、水中でVRができるHMDを作る研究をしました。SIGGRAPHでPoster発表ができた経験は貴重でしたが、しかしそもそも大して泳ぐのが好きでもなかったため、ずっとこの研究を続けるのかと悩み始めました。 そんな頃、GANsという画像生成技術を知り、AIの面白さに目覚めました。自分の周りではGANsでAIの研究を始めた人が多いように思います。そこからは服が好きな加藤さんと協力して、ファッションデザイン生成の研究をしました。この研究発表でNIPSの空気を吸ったことで、今に至ります。  実は卒研では、より理論的な研究がしたいと思い、当初計算論的神経科学の研究室を志望していました。しかし諸事情により通らず、また落合研に暖かく出迎えていただきました。そこで応用研究をまたイチからするんならと思いついたのが、小説生成AIの研究でした。AIフロンティアプログラムというNEDOの支援プログラムがあり、研究計画書を応募したところ運よく審査に通ります。当時面接直前に、今やマイケルジャクソン並みの知名度となったOpenAIがGPT-2という文章生成AIを発表したので、それを用いる計画に変更しました。こんなに早くLLMが人口に膾炙するとは思っておらず、今でもふわふわとした感覚です。紆余曲折ありましたが、卒研〜修論ではGPT-2を日本語で学習させてwebアプリを開発し、AI BunChoの元となりました。  このように、計算機に関することならば多様な研究を受け入れてくれる研究室であるのが面白いと思います。

■研究発表に関する思い出を教えてください

初めて国際学会に参加した2016年のSIGGRAPHと、2017年のNIPSが特に記憶に残っています。当時はDNNの研究が一番熱かった頃なのでポスター会場でコミケみたいに物凄い人数の人が集まって議論していた光景を鮮明に覚えています。Machine Learning for Creativity and Designという、今で言う生成AIに関するworkshopでの発表だったのですが、GANsの原著論文を書いたIan Goodfellow博士が自分の発表会場におられ、心が躍りました。また、最近日本でSakana AIを起業されたDavid Haさんと知り合い後日Googleに遊びに行かせていただいたり、上海ニューヨーク大学に招かれて発表しに行ったのも懐かしいです。

 

SIGGRAPH2017 in DNGの集合写真

 

■現在の仕事(学生の場合は研究など)について教えてください

AI BunChoの運営や、LLMなどの生成AIに関する技術顧問や講演、開発受託などをしています。お仕事募集中です(宣伝)。

AI BunCho:https://bun-cho.work/

AI BunChoはAIが物語のタイトルやプロットを提案したり、本文を生成する創作支援アプリです。小説に特化したAIであるパラメータ60億の大規模日本語言語モデルを用いており、かなり文脈に沿った文章の生成が行えます。これまでに290万以上の作品がAI BunChoを用いて生まれました! (生成された作品データの総数)

■現役生にメッセージとか教訓とかあればお願いします!

「好きなことや興味が湧くことを続けていれば必ず芽が出る!」とは言いませんが、仮に失敗したとしても楽しかったなと思えるし、成功するまで気力と体力が持つ可能性も高いはずです。「自分は何が好きなんだろう?」と考えながら、手を動かせる環境と時間が存分にあるので、盛大に利用するといいんじゃないでしょうか。

 

■クラファンプロジェクトを応援してくださっている皆さまにメッセージをお願いします!

学生時代に国際学会で味わえる感動や興奮は何物にも代え難いものがあります。何卒ご支援よろしくお願いいたします。

 

主なプロジェクト

BunCho(一般社団法人未踏 AIフロンティアプログラム採択)

 

プロジェクトリンク:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2020/05/buncho/

BunChoサイト:https://bun-cho.work/

Twitter: https://twitter.com/Bun_Cho_

※BunChoの開発は大曽根個人が行っており、Digital Nature Groupでは、実証研究を行っていました。

Optimized HMD System for Underwater VR Experience(SIGGRAPH2017,ACE2018採択)

DeepWear(TEI2018,AH2019採択)

プロジェクトページ:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2017/09/deepwear/

研究室概要

名称 : デジタルネイチャー研究室

代表者 : 准教授 落合 陽一

所在地 : 茨城県つくば市春日1-2

研究内容 : 波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間研究開発

URL:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/

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●サンクスメール
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●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
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●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

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落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
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※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

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