「1日1食」家賃も払えない外国人留学生のニュース

 

 

Yahoo!ニュースなどでも取り上げられ、

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのニュースをご紹介いたします。

 

「1日1食がやっと…　コロナ下の外国人留学生が直面する貧困」

https://mainichi.jp/articles/20210612/k00/00m/040/226000c

 

コロナ禍で働く場所を失い、家賃も払えなくなった外国人留学生の姿が報じられています。

交通費を捻出できないことで就活にも影響が生じており、口座にお金はなく、「1日1食」でしのいでいると言います。

 

日本での暮らしに憧れて、日本語を勉強して来日しましたが、

「せっかく日本にきたのに…」とうなだれる生活。

 

貴重な留学生活が、暗い思い出で覆われてしまうのは、あまりにも辛いことです。

 

 

話は変わりますが、これまで実際に外国人留学生の方々と話をして、

改めて気付かされたことがあります。

 

新型コロナウイルス感染症の影響は、世界中に広がっているということです。

 

ものすごく当たり前なことではあるのですが、国内の問題に目をとられすぎており、気付けていなかったような気がしています。

 

だからこそ、「母国の家族がコロナ禍で失業し、留学が続けられなくなった…」という留学生の方の話を聞いたとき、ハッとさせられました。

 

なかなか表面化していないため、見えないことも多いですが、

母国の経済事情からも影響を受け、深刻な困窮状態に陥っていることもあるのです。

 

 

私たちの見えていないところで、苦しい日々を送っている留学生の方は多くいらっしゃいます。

母国への仕送りのため働いていたり、困窮のせいで支払いが滞っていたり、留学を諦めることになったり…。

 

一人でも多くの方に、日本の生活に希望を感じてもらえるよう、力を尽くしたいと考えています。

 

本日時点で227万円の支援金が集まっています。

これだけの金額が集まったのは、本当に皆様のお力のおかげです。

皆様、ありがとうございます。

 

引き続き、周知などでご協力を賜ることができれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

（大阪労働協会　越原）