10/26 ワークショップ実施報告

10/26（土）、ワークショップ（WS)「海でつながるパラオと日本のグローバル・イシュー――学生による市民アクション提案――」が実施されました！

WSは東京会場（＠東洋大学）と京都会場（＠京都産業大学）とをオンライン上でつなぎながら、同時並行で実施するという形で行われました。高校生・大学生を対象とした今回のWSには各会場２０名以上の参加者が集まり、大盛況でした。

WS参加者は、まず、パラオ研究者によるレクチャーを通じて、パラオやパラオ/日本の海洋問題の基本的情報を得ました。その後、４～５人のグループを作り、パラオ・日本に共通する海洋上の課題（海面上昇、観光客による海洋環境へのダメージ、台風の被害対策、海洋プラスチックゴミ）に対して地球市民としてどのようなアクションが出来るかを考え・提案しました。

各グループは、まず、一つの課題を選択し、どのような困った問題がパラオで起きているか、その問題で困っているのはどのような人かを特定しました。その後、問題を解決していく上で市民レベルでできるアクションを考え、そのアイデアを一分ほどにまとめて、問題で困っている人に向けてメッセージとして発信する動画を作成しました。　

限られた時間にもかかわらず、各グループの問題整理、アイデア、アウトプットの動画は目を見張るものがあり、WS参加者側、WS運営者側ともに、パラオ・日本に共通するグローバルな海洋問題に関する知識・認識を深め、地球市民として意識を高めることに成功した実り豊かなワークショップとなりました。　

WSの最後には、コンテスト形式で発表会を行い、東京会場・京都会場のそれぞれで、各グループの提案・動画への投票が行われました。各会場での最優秀グループは、11/9（土）のセミナー（＠世田谷美術館）においてプレゼンテーションを予定しています。詳細はコチラ https://www.facebook.com/events/544978369593364/。
みなさまぜひ、セミナーにも足を運んでみてください。