コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。インドの無償の学校からのヘルプ

支援総額

3,009,000

目標金額 2,200,000円

支援者
309人
募集終了日
2021年1月21日

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2020年12月05日 21:58

3か月ぶりに児童と再会しました。

ナマステ!(こんばんは!)

応援してくれているみなさま、どうもありがとうございます。

お陰様で目標達成率の69%まで到達しました。

これも本当にみなさまのおかげです。

 

さて、今日は朝から忙しい1日でした。なぜかというと、約3か月ぶりにプレマメッタスクールの児童たちが学校に集まったからです!

 

ロックダウン中の食料品配給

 

プレマメッタスクールでは月曜日から金曜日まで毎日作りたての給食を提供しています。それがロックダウンにより、3月から児童が学校で給食を食べることができなくなりました。

作りたての温かいご飯、豆カレー、野菜のカレーが毎日のメニュー。

児童によっては学校で食べる食事が1日1度の温かく、しっかりとした食事になる子もいるため、ロックダウン中の食事と栄養状態が心配でした。そこで今年の9月までに計5回、食料品や石鹸を配給しました。貧しい地域のため児童の他にも食事ができず困っている人々がいましたので、できる限りの範囲で村の人々にも配ってきました。

もっとも低い身分とされるマハ・ダリットの人々が住む村にも行きました。

毎回配る内容

・ お米  5 キロ

・ レンズ豆  1 キロ

・ ジャガイモ  2.5 キロ

・ マスタードオイル  500 cc

・ 石鹸  1個

 

日持ちのする物を配りますが、みんな大家族なので、この量では1週間持つか持たないかです。

ちなみに、プレマメッタスクールの給食は65名の児童と4人の教師、調理師さんのランチ用に毎回7キロのご飯を炊きますが時には足りないくらいです!

 

今年はロックダウンの影響で何もかも物価が高くなっています。特に野菜の価格高騰が激しく、ジャガイモの金額はいつもの3,4倍も上がり、非常に大変な状況となっています。

 

6回目の配給

 

6回目の今回は果物を配りました。

実はこれは今年の9月から計画し、私の友人の協力を得て寄付が集められたものです。普段から子どもたちにとって果物は特別なもので、頻繁に食べれるものではありません。まずは子どもたちに喜んでもらいたいという気持ちと、ビタミンを摂取して健康を維持してほしいという願いから計画しました。

集まった寄付ですぐにでも配給したかったのですが、過去の配給も簡単にはできませんでした。なぜなら8月、9月とインドのコロナ感染者は急増し、配給の為であろうと、人を集めることは厳しく禁止され、私たちが配給しに出向くことも禁止されていました。特に私たちの小学校のような、小さい子どもが集まる学校は児童を集めるのは厳禁でした。

現在も感染者は多いですが、少し規制が緩和され、やっと念願の果物を今日配ることができました。

 

3か月ぶりの再会

 

普段は学校が休みの時でも児童は校庭に来て遊具で自由に遊んでいます。

それがロックダウン中は立ち入り禁止となっているため、今日、久しぶりに学校に来れると聞いた児童は予定時刻より1時間以上も前から集まりだしました。

大好きなブランコも久しぶり。

 

校舎屋上から歩いてくるお友達を探してました。

 

下の階では市場から届いた果物を受け取り、配るための準備をしていました。

 

校舎前には配給する果物が届きました。

 

興味深々に見つめる児童たち。
オレンジ25キロ バナナは枝ごと3本購入。
リンゴは30キロ

普段から上級生は進んで私たちのお手伝いをしてくれ、卒業生も何かあるときは駆けつけてくれます。

頼もしい上級生と卒業生

 

準備が整い配るときが来ました。

小さい児童や畑の手伝いなど家の事情で全員の児童が集まれませんでしたが、それでも約50人の児童が久しぶりに集まり、整列しているところを見たら胸が熱くなってしまいました。

ビジャイ先生はロックダウン中の家での勉強の仕方などお話してくれました。

 

いよいよ配給

 

みんなきちんと整列し、順番を守ってくれるので配るのはとてもスムーズでした。


何が入っているか見てたのかな?
私も配るお手伝いをさせてもらいました。

今日学校に来れなかった児童や卒業生にはこちらから配りにいきました。

 

卒業生のドゥルティーさん。

写真の女の子は卒業生です。

彼女は生まれてまもなく右足が腫れていき数年前に脚を切断しました。日本のお寺、「天徳寺」さんのご協力により2019年の1月に産経新聞で治療費を募っていただけました。(当時の記事

2019年5月にコルカタのアポロ病院という大きな病院で検査をしこれから手術と擬足を作りリハビリをする予定でしたが、ロックダウンの影響で予定が遅れてしまっています。そんな彼女の好きな食べ物が「りんご」なのです。(こちらの件で詳細をご覧頂きたい方はプレマメッタスクールのブログよりご確認いただけます。)

 

果物でも食べ物でも配れる量はそう多くはなく、十分無いことはわかっています。「少ししかなくてかわいそう」とも正直思います。でも、だからと言って何もしないよりは、少なくても、足らなくても、何かするほうが良いと私は信じています。

果物を受け取り、笑顔になった子どもや、帰り道で歩きながらバナナを食べていた子ども、夕方、畑で会った児童は農作業を手伝いながら「貰ったリンゴを食べてるよ」見せて教えてくれた子。そういう子どもたちを見ると「ああ、やっぱり配って良かったな」と思うんです。

 

これから配りたいもの

 

前回会ったのが9月の暑い時期、12月の今はブッダガヤは冬で日本と同様に非常に冷えます。日中太陽が出ている時間は暖かいのですが、朝晩や曇りの日は10℃以下になる日も多いです。

電力供給が乏しいなどいくつもの理由があり、このあたりには各家庭に冷暖房はなく、学校にもありません。そこで、学校では冬は授業は日の当たる校庭や屋上で行ったりセーターや靴下、靴を配ります。

今日児童に会ったら、穴の空いたセータを着ていたり、身長が伸びて制服やセーターが着れなくなった子が多くいました。

肘が破けてしまったセーター。

 

成長しスカートのウエストサイズが合わない。お友達に何とか止めてもらっていたプリヤンカちゃん。

このプロジェクトが成功したら新しい制服を配ることもできます。

ぜひ、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

2020年12月5日

 

 

リターン

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

・フォトレポート(PDF) 

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。



申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

申込数
193
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円

・フォトレポート(PDF) 

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。



申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月
1 ~ 1/ 5


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