【最終日】RSP-03ミッションへの想い！！PM系サホコさん

クラウドファンディングも最終日！
182人の方からご支援をいただき、支援総額は300万円を突破いたしました。
本当にありがとうございます。
そしてRSP-03 PM＆ミッション系のサホコさんから最後のお願いと想いを聞いてきました。

☆リーマンサットのミッションは、「役にたつ」ではなく、「実現したいこと」！

RSP-03のミッションは、人工衛星が宇宙に行って体感して得た衛星基礎データやスタートラッカーで捉えた恒星や星座のデータを音に変換して、AIで作曲して地上の皆様に届けること。
地球で宇宙から届いたステラ・シンフォニーを聴いて一緒に楽しみたい！という想いを実現したいのです。

ふつう人工衛星開発は科学技術開発でしょ？宇宙は憧れるけれど自分が関われるイメージがないという人が多いと思います。
そうですよね、あれだけ膨大な開発費をかけて製作する人工衛星なのだから、「役にたつ」ものをつくらないといけない、トライ＆エラーなんていっていられない。でも、それだとなかなか「やりたい」というミッションは提案しにくいですし、「やってみよう」に繋がらない宇宙開発。
だったら、「実現したいミッション」を思うがままに提案してみませんか。
それが、趣味の団体であるリーマンサットが次の衛星を作るときに、最初に行われるミッション大会です。
技術的に「できるのか」ではなく、宇宙で人工衛星にどのようなミッションを「したいのか」のアイデアを募集し、最後にはリーマンサット全体で投票で選びます。

自分が提案したミッションが選ばれた時には、「こういうミッションを達成したい！」というビジョンとミッションはいくらでも語れるけれど、エンジニアではないのでミッション実現のために必要な技術についてはよくわかっていませんでした。なんとなく星座データをもとに姿勢制御をするスタートラッカと音楽作成プログラミングと通信機能でなんとか実現できるんじゃないか、という程度でした。その目的を達成できる技術を探していくところからという意識でした。そのため、そのミッションコンセプトやアイデアに、まず人工衛星の基盤となるバスシステムををつくりたい！ミッションにあわせた技術開発は任せてください！というエンジニアたちが集まってタッグを組んで作り上げる。
リーマンサットの人工衛星は、集まったメンバーの「やりたいこと」を集結させて実現してきましたし、RSP-03プロジェクトもそうやって始まりました。

実はリーマンサットでの禁句は、「お役にたてずにすみません」です。
趣味のサークルなので、誰も「役にたつこと」は求めていません。もちろん自分の力が役にたつのではないかと参加して、愉しそうにばりばり動いてくれるメンバーには感謝しかないですが、やったことはないけれど「やってみたかったこと」にチャレンジしたいと愉しそうにばりばり動いてくれるメンバーも多いです。
実は「やってみたかったこと」という想いって人生大事で、そこはたぶん自分がやりたいという気持ちがあるから「できないこと」ではないという気づきと実践になっていると思うのです。そして、なにより好きなことをやっている愉しさって自分もまわりにも波及していくと思います。

☆ひとりではつくりあげられない「みんな」でつくる人工衛星開発

超小型人工衛星とよばれるキューブサットは、たぶんおそらくふつうは大学の１研究室メンバーくらいでつくるのだと思います。
が、普段の生活の隙間時間でつくるリーマンサットの人工衛星開発は、RSP-03プロジェクトだと140人くらいかかわっています。

そもそも衛星技術開発者のリーダーがPMの要件ではないのは、リーマンサットならではかもしれません。いや、RSP-03以前のPMたちだって本業がエンジニアだったので、いくらミッション提案者だとしても、本業エンジニアではない私がPMをやっちゃいけない、できないんではないかと内心思っていました。
でも、技術開発はエンジニアメンバーが主体的に動けばいいこと、それぞれの開発チームリーダーのもと進められるし、プロジェクトマネージメントですらチームでやればやれないことはない。

☆苦労したことは、生みの苦しみ･･･でも、これからです！
 

一番苦労していることは、仕事ではなく趣味の団体ならではの「お金」と「人」の管理を、プロジェクトを始める前に予算や計画をたててできなかったことです。
プロジェクト自体がゼロスタートで、どちらも常に集めながら開発を続けていくのですが、人工衛星を打ち上げて、宇宙に打ち上げるスケジュールは決まっている。そこをどうあわせていくか。ここが一番苦労しています。しかも、RSP-03は今までになくスケジュールがタイトなのと、コロナ禍で人が集まりにくい状況が重なって、とにかくひとりひとりの頑張り度が半端ないです。

趣味の団体なので、個人の想いやモチベーションや時間や人力もばらばらです。とにかくメンバーに寄り添いながら、ミッションを内外に強く語りながら、ここ一年は、チームビルディングと人工衛星の設計という、人工衛星をつくりはじめる前に固めることに一生懸命力と時間と想いとを注いできました。

そして、今ようやく設計もデザインも固まり、いろんなアイデアと開発パワーがとまらないチーム力が最強な感じがします！ここで勢いをとめたくない･･･ということで、いま一番のところは、人工衛星の打上費と開発費の確保です。

☆応戦してくださる皆様へのメッセージ：飛ばない箱は人工衛星にならない

 

人工衛星（仮）は宇宙にいってからしか、人工衛星（人工天体物）になりません。私たちが地上で想いと技術と素敵なデザインを詰め込んだキューブサットを作り上げたとしても、ロケットで国際宇宙ステーションに届けて、わたしたちのいる地球に向けて軌道にのせていただかない限り、人工衛星としてデビューができないのです。宇宙にいってからしかミッションは開始も達成もできないのです。

RSP-03プロジェクトでは、
①星のデータをもとに音楽をつくり地上に届けること
➁「やりたい」ミッションを実現するために必要な人工衛星のバスシステムの完成
③全国から集めた宇宙ポスト（みなさまの願いごと）を宇宙に届けること
というミッションを達成させたいです。

 

悲願のミッションを達成させるためにはみなさまの力が必要です。
応援よろしくお願いします！

奏でよう星のシンフォニー♪　盛り上げようリーマンサット！
RSP-03メンバー一同、みなさまの日々開発に励みます☆

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  ご支援ありがとうございます!                                 
  これからも引き続き応援よろしくお願いします!　 
  メンバー加入もいつでも歓迎です!                          
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