仙酔島付近で滞在します（白石島の様子）

　本プロジェクトを支援いただき、ありがとうございます！事務局のある山口県は現在、かなりの暴風が吹き荒れております。

　本日はニュースレターの配信予定でしたが、本隊は仙酔島まで到着した後に、それなりに吹かれているようです。ニュースレターの公開は明日を予定しています。

　仙酔島は広島県福山市、鞆の浦の東約0.3kmに位置する島です。鞆の浦は万葉の昔から、潮待ちの港として栄えました。毎年の1週間の横断隊の間では、瀬戸内海の分水嶺のこの海をいつ越えるのか、がポイントの1つでもあります。天上を舞っていた仙人が、あまりに美しい景色に酔いしれ、臥して島になったという、島の名の由来の伝説も語り継がれています。

----笠岡諸島の白石島での取材の一コマ----

横断隊で漕いでいる時は
どうしてもドライフードが多くなります。
そんなときにあたたかいお味噌汁や
島でとれた貝やヒジキや野菜を
『食べて行きなさい』とたくさん　食べさせていただいて
そのあたたかさが心身に沁みます。

白石島の長老たちはひなたで　集まって
神社のしめ縄を作るための藁を　
丁寧に手入れされていました。

原隊長はあれこれ質問をする
インタビューのやり方ではなく
ゆっくり時間をかけて　一緒に座り　話しながら

ぽつぽつと出てくる海や島の
お話しを　拾遺しています。

島の時間は　昭和で　止まっているように
豊かで　穏やかでした。

----Text by Mari Tsukamoto----

お伺いした先では、瀬戸内海の伝統木造船である打瀬船の写真もありました！

その後、隊は早朝に白石島を離陸して仙酔島に漕ぎ着き、今に至ります。


引き続き、ご支援よろしくお願いします！！