電波が悪い（祝島〜姫島）

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　さて、本隊は祝島（いわいしま：山口県上関町）から、なんと姫島（ひめしま：大分県姫島村）に上陸しました！過去20年の横断隊の日程では初めての九州地方の上陸です。5時間かけて海峡を横断し、天候にも恵まれて無事に着いたようです。写真は姫島で獲れた蛸が干されている様子です。

　ご存知の方もいらっしゃると思いますが、祝島には神舞（かんまい）と呼ばれる4年に一度の伝統行事があります。そのルーツには、本隊が上陸している姫島、国東半島が関わっています。

　仁和２年８月、山城国（現在の京都）の岩清水八幡宮よりご分霊を奉持して帰途の豊後（現在の大分）伊美郷の神官たちが嵐に遭った際、祝島の人たちが助け、手厚くもてなしたそうです。お礼に五穀の種を分け、農耕と神を祀ることを伝えられたことで島の生活が向上したことに感謝し、毎年８月、祝島から伊美へ「お種戻し」の参拝が行われています。４年に一度の「神舞」は、島に招かれた神官たちとの合同神事。海上での勇壮な入船・出船神事と古式豊かな３３の神楽舞が奉納されます。
祝島観光案内所

　来年2024年は祝島神舞の年です。前回2020年はコロナウイルスの世界的拡大の時期であり、開催が中止になりました。楽しみですね！

　さて、タイトルですが現在の様子を確認しようにも、隊長の携帯の電波があまりにも悪いため通話が困難となっておりました。今日なんとか連絡をとったところ、明日には出艇し、祝島と縁のある伊美（姫島の対岸にある国東半島の集落）の方面へ向かう予定です！

　またリターンのメールマガジンですが、活動報告で記載していたテキストを、レポートVol.05~Vol.11としてご希望いただいた皆様のメールアドレスに遡って配信します。最新号は週明けに配信予定です！よろしくお願いします。