なぜ、県予算で移設費用の全額を負担しないのか？

７月１日から開始したクラウドファンディングも、残すところ１か月を切りました。

想定をはるかに超える多くのご支援と、お一人おひとりの応援コメントに心から感謝申し上げます。

ご支援とともに、WEB上には、今回のプロジェクトを受けて「なぜ、県予算で移設費用を全額負担しないのか？」といったご意見を見かけるようになりました。

本日は、これらのご意見にお応えしたいと思います。

今回、敢えて、クラウドファンディングという手法を選んだ理由は、単なる資金調達が目的ではなく、恒久平和の象徴であり、貴重な航空遺産・戦争遺産である紫電改を未来にどう伝えていくか、多くの方にその存在を知っていただきたい、という観点からの意義を特に重視したためでです。

当展示館の紫電改は日本に現存する唯一の実機で技術・歴史的価値の両面で重要な遺産です。

その保存・活用に当たっては、多くの方に関わっていただくことが、真の承継に繋がるものであると考えており、多くの方に寄付を通じて知っていただくことは、その最初の一歩として大きな意味を持っていると考えています。

皆さまのご支援とご声援で目標額達成まであと一歩となりました。

引き続き情報拡散へのご協力をお願い致します。