【終了まで2日】紫電改クラウドファンディング担当者インタビュー第二弾「クラウドファンディングの意義」

今回、紫電改クラウドファンディングの取組みを主に担った都市整備課の主幹浜田と係長日野の二人にその裏側を尋ねるインタビュー企画。第二弾の本日は、改めて「なぜ今回クラウドファンディングに取り組んだのか」という点について話を聞きました。

【第2回：クラウドファンディングの取組み】

Q. なぜ今回クラウドファンディングに取り組んだのでしょうか。

浜田：紫電改を未来へと残していくためには、多くの方々と想いを共有することが不可欠だと考えました。戦争の記憶が刻まれた恒久平和の象徴であり、貴重な航空遺産である紫電改を未来にどう伝えていくか、という観点からの意義を特に重視しました。

展示館の紫電改は国内に現存する唯一の実機。技術・歴史的価値の両面で非常に重要な遺産です。その活用保存に当たっては多くの方に関わっていただくことが、真の承継に繋がるものと考え、クラウドファンディングを行いました。

日野：戦後80年を迎え、戦争を直に知る世代が少なくなる中、紫電改の存在を一人でも多くの方に知っていただくことで、平和の大切さ、尊さを発信したく、クラウドファンディングに取り組みました。

想定を超える速さで目標を達成したときは驚きましたし、同時に紫電改の意義が広く共感されていると感じました。全国の皆様からいただいた、たくさんの応援コメントにも背中を押されています。

クラウドファンディング終了となる9月5日(金)まで、残り2日となりました。引き続き、最後までお付き合いください。