支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 269人
- 募集終了日
- 2025年9月18日
【自由民になりたいラジオ:配信レポート】第14回「自由を取り戻す過程にある学び」
翠山大学開学プロジェクトがお送りするポッドキャスト「自由民になりたいラジオ」、第14回が配信されました!
今回のゲストは、アーティストであり、アートスクール「アトリエe.f.t.」代表でもある吉田田タカシさんです。

教育、アート、社会活動と、多岐にわたる分野で既存の枠組みを揺さぶり続ける吉田田さん。その根底にある哲学から、「キャリア」や「学び」、そして「自由」を捉え直すヒントが浮かび上がってきました。
◆ 「職業は50種類しかない?」中学時代の違和感から始まった旅
アーティスト、詩人、スクール代表… なぜヨシダさんは一つの肩書きに収まらない生き方を選んだのか。その原点は、中学生の時に感じた強烈な違和感にありました。
青木さん: 吉田田さんは、いつのタイミングで、自分はやっぱり、一般的な社会で言われるような、なんかその、専業…(ではなく)、何者か分かんないよみたいな風に言われちゃうような方に行った。なんかきっかけとかタイミングとか、あったんですか?
吉田田さん:きっかけ、明確なタイミングはちょっと覚えてないけど、あの中学の頃に、教室の一番後ろに職業帳みたいなのがあって。(中略)そこに多分30種類か50種類ぐらいの職業しか載ってなかったんですよ。で、僕はなんかものすごい違和感を覚えて、そんなはずあるかみたいな。
吉田田さん:みんなは、その中から選んでるみたいに見えて、僕はなんかもう、その時めちゃくちゃ気持ち悪いって思ってたのをはっきり覚えてて。
用意された数少ない選択肢の中から将来を選ぶことへの違和感。多くの人が見過ごしてしまうかもしれないその感覚を、「気持ち悪い」とまで感じた少年時代の鋭い感性が、枠にとらわれない生き方の原点となっていたことが明かされます。
◆ サクセスストーリーはもういらない。大人が「壊すべき」ものとは?
キャリア教育の場で「ロールモデル」として登壇した経験から、吉田田さんはその在り方に疑問を投げかけます。
吉田田さん: 大学にわざわざ報酬もないのに、やってくる大人ってみんななんかいわゆる成功者なんですよ。サクセスストーリーを聞かされるっていうなんか地獄みたいなのが待ってて…何かこう学生たちって…本当にいろんな選択肢以外にも自分で作っていっていいんだよというような気配があるけども、実は、こう目に見えないヒエラルキーみたいなものがはっきりと存在して…
吉田田さん: これを壊していくっていうことを、大人がやらないと、これは子供たちでは壊せないので、大人がそれをこう、なるべく壊せる状況を作っておくということをやるのが、結構僕たちの責任なんだろうなと思ってます。
成功物語を聞かせるのではなく、社会に根付く不自由な構造(ヒエラルキー)を「壊そう」と奮闘する姿を見せることこそ、大人の責任ではないか。その力強い言葉は、これからの教育に関わるすべての人への問いかけでもあります。
◆ 「目的をずらす」ことで本質に迫る。大人がまず楽しむことの意味
ヨシダさんが仕掛けるムーブメント「東京コーヒー」(登校拒否のアナグラム)。そこには、本質的な対話と学びを生み出すための、巧みなデザインがありました。
下伏さん: 大人がどう考えてどう変わっていくかみたいなところも…どういう風にそのなんでしょうね、変わっていくというか、大人の視点が変わっていくとか…
吉田田さん: 僕がその大人が集まる理由っていうのは二つあるなと思ってて、一つはお金がもらえる。もう一つは楽しいっていうこのどちらかだと思ってて。(中略)目的をこうちょっとずらしていて、対話しますよではなくて、楽しいことやりますよっていう風になってて。
吉田田さん: そうすることで、大人がそこに集まってわいわい笑ってると。子供にとっての安心の条件っていうのは、お父さんやお母さんが笑ってるっていうことなんですよ。(中略)幸せって何なんだろうを大人が話さない限り、教育っていうのは出てこないと思うんですよ。
「教育を語る会」ではなく、「大人が楽しむサークル活動」へ。一見遠回りに見えるこのアプローチこそが、子供の安心な居場所をつくり、結果として「幸せとは何か?」という教育の根源的な対話を生み出すのです。
(つづく)
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本記事でご紹介したのは、配信のごく一部です。
全貌はぜひこちらから!
▼ ▼
※収録の様子はYouTubeでも公開しています
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これからこのラジオでは、翠山大学に関わる様々なバックグラウンドを持つゲストをお招きし、多様な視点から「自由民」や「新しい学びの場」について深掘りしていきます。
引き続き活動報告ではラジオ配信のレポートをはじめ、プロジェクトの進捗状況などを発信してまいります。応援のほどよろしくお願い申し上げます。
リターン
15,000円+システム利用料

おすすめ|限定ZINE「私たちはシナリオを書き換えられるのか?(タイトル仮)」
参画メンバーによる、ここでしか手に入らないオリジナルZINEです!
多彩なメンバーが「私たちはシナリオを書き換えられるのか?」をテーマに、コラム、エッセイ、写真、イラストなどを寄せて、オリジナルのデザインで制作し、送付いたします。
【寄稿者】内田樹、広井良典、前野隆司、堀田新五郎、渡邊格・麻里子、勅使川原麻衣、水谷知生、作野広和、坂本大祐、岡田勝太、西尾美也、青木真兵、青木海青子、光嶋裕介、阿野晃秀、石島知、林尚之、松岡慧祐、梅田直美、遠又香、安井早紀ほか
※デザイン・仕様等はイメージになります。
【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。
- 申込数
- 90
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料
シンプルコース|5,000円
【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
15,000円+システム利用料

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※デザイン・仕様等はイメージになります。
【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。
- 申込数
- 90
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料
シンプルコース|5,000円
【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月

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