イラストレーター 村上徹さんより(応援寄稿#2)

２０１９年初夏のガストで、竹内さんから「起業にかける想い」や「里山への思い」をみっちり２時間うかがったことを思い出します。 そこで語られたことは、のちに「たけちょう商店誕生物語」という２ページのマンガになりました。竹内さんの情熱を２ページに閉じ込めるのは物理的にも僕の技量的にも不可能であることは明らかでしたが、挑戦しました。 竹内さんの情熱は周りの人間を、ときにたぎらせ、ときに奮い立たせ、ときに（大いに）勘違いさせる力を持っているような気がします。 ２０１９年の初冬。今度は「自分の脳内にある里山のイメージを一枚のイラストに表現したい」という連絡を竹内さんからもらいました。 数日後、幼少期の竹内さんがおじい様と幸せな時を過ごした「じいちゃんの畑の跡地」に連れて行ってもらいました。朝焼けの畑を歩きながら、往時の光景を思い浮かべてはその様子を言葉にしていく竹内さん。 その言葉をひたすらかき集め、見たこともない景色のイメージを膨らます作業はとても刺激的でした。 出来上がったイラストやマンガ、チラシの数々の出来には、作者としては満足しています。 しかしこれらがどのような出会いやきっかけを創るかはまったく想像できません。 ただし諸作品も、竹内さんの伝染性の高い、あの情熱にあおられて、実力以上の力を発揮してくれるのではないかと密かに期待しているんです。