メッセージ｜秋山 麻紀さん（主任児童委員（伊勢崎市民生委員児童委員））

こんばんは！

ターサ・エデュケーションの木村です。

「居場所を失い孤立する24万人の子どもを救いたい」

本日は、支主任児童委員（伊勢崎市民生委員児童委員）として活動をされている秋山 麻紀さんからメッセージをいただきました。

とても心強いお言葉でお言葉で、私自身も身が引き締まる思いです。ぜひお読みください。

ライフスタイルや価値観の多様化が加速する現代の社会において、生きづらさを感じる人が増えています。

日本の自殺率は諸外国に比べて高く、コロナ以降は特に女性や若者の割合が増えています。それはなぜか。私は日本社会の「選択肢の自由｣と｢社会の寛容性｣の乏しさに要因があると思います。その生きづらさを感じているのは、大人だけに限った話ではありません。

この目まぐるしく変貌を遂げる社会の中で、多くの子どもたちは、主体的に対応できる能力を身に付けようと日々、奮闘しているように思います。表面上は見えにくく、顕在化しにくい問題。だからこそ、私たち大人が互いに伝えあい、意図として取り組まなければいけないことだと思います。

いま、私たち大人が、子どもたちのためにできることは何か。それは、子どもたちにとっての多様性が受容される世の中を、私たち大人が創っていくという意識をもつことではないでしょうか。社会構造やシステムはなかなか変えることはできませんが、私たち大人の心の在り方や捉え方は、いつでも変えることができます。

フリースクールという場が、子どもたちの選択肢の中に自然とあることが、当たり前である社会へ。子どもたち、それぞれの個性が発揮できる場は、私たち大人がまだ知らない領域にあるのかもしれません。一人でも多くの子どもたちが居心地の良いと感じる場を、皆で整えていきましょう。

ーーー

残り10日！

みなさまも周りの方へシェア等いただけますと幸いです。

よろしくお願いたします。