中銀カプセル解体!救出した7カプセルで動く建築とメタボリズム実現へ
中銀カプセル解体!救出した7カプセルで動く建築とメタボリズム実現へ

支援総額

4,610,000

目標金額 3,000,000円

支援者
188人
募集終了日
2022年11月25日

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2023年08月24日 23:17

カプセルA606が銀座のタワーから外されて1年経ちました+近況報告

A606_14s.jpg

 

みなさま、こんばんは。中銀カプセルタワービルA606プロジェクト代表いしまるあきこです。新着情報を書くのが久しぶりになってしまい申し訳ありません。

 

ちょうど1年前の2022年8月24日に、カプセルA606は中銀カプセルタワービルのA棟から切り離されました。

 

その時の様子は、クラウドファンディングご支援者さま限定で動画を公開していましたが、本日、動画を一般公開に致しました。

 

タイトルは「さらばタワー Farewell Tower カプセルA606の中銀カプセルタワービルA棟からの取り外しRemoval of Capsule A606 from NakaginCapsuleTower.」に変更しました。

 

タワーから切り離す様子を、私たち中銀カプセルタワービルA606プロジェクト代表と副代表は、特別に解体作業現場内のA606すぐそばで見学させて頂きました。よろしければご覧ください。NHKの『解体キングダム』では省略されていた作業(トーチで溶断、ほか)なども解説しています。

 

【注意】全編にわたって、ドリルの音がしています。音量にはご注意ください。

 

 

現在、私たちは、多くの方にご支援頂いたリターンのうちの2つの冊子(11月末までにお届け予定)の中銀カプセルタワービル全戸図録2『(仮)カプセル1972-2022 解体編』、『(仮)カプセル・パーツリスト』の制作に取り組んでいます。

 

解体編では、解体中に分かったことやその様子、救出したスケルトンカプセルやオリジナルパーツについてまとめています。

 

過去に私たちが行ってきた作業も振り返ってまとめています。

 

「今、私たちが救出しなければ、永遠に失われてしまう」という強い気持ちで必死に取り組んでいたため、当時はあまり気にしていませんでしたが(それどころではなかった)、冷静になって作業時の映像などを見ながら振り返ると、救出先のカプセルのあまりにもひどい状態に、自分自身改めてよくやっていたなと思いました。

 

下記は、2022年6月2日に、カプセルA702のユニットバスを救出した際に、私のヘルメットに付けて撮った超広角の動画から切り出した動画です。こちらのカプセルは解体工事前から、アスベスト露出、ひどい雨漏りで大きなバケツが室内に置きっぱなしになっていたようなところでした。

 

過去にクラウドファンディング上で何度も書いていますが、私たち中銀カプセルタワービルA606プロジェクト代表と副代表の2名は、カプセル内にある吹付アスベスト(レベル1)のアスベスト環境下で自ら作業できるように、各種資格を取りました。その上で、レベル1対応の保護マスク・防護服などの装備を自ら用意し、解体現場に入らせてもらい作業しています。

 

 

取り外し作業のあと、オリジナルパーツ類の付着アスベストを真空掃除機などを使用して除去した上で、アスベスト飛散防止の固着液を吹きかけてから、私たち中銀カプセルタワービルA606プロジェクトはアスベストの作業区分から持ち出しています。アスベスト環境下から何か外に持ち出すには、このような手順が必要です。

 

下記画像は、カプセルA606のオリジナルパーツを外に持ち出す前に行っていた、固着液を吹きかけている様子です。同じ作業区分で、もともとご近所(隣の隣)だったカプセルA604をお借りして、この作業をさせてもらいました。この液体はベタベタしているので、少し乾かしてから外に持ち出します。

 

 

外に出てから改めて見ると、固着液を吹きかける作業をしたオリジナルパーツの表面には白っぽいベールのような薄皮が1枚かかっている状態です。

 

アスベスト環境下での動画撮影は、ヘルメットに付けたGoPro(超広角カメラ。ケースを付けてカメラのアスベスト曝露は防止)で行いました。動画から切り出した画像に「画像:中銀カプセルタワービルA606プロジェクト」と入れているのは、私たちの画像・写真が、残念ながら許可なく使用されていたためです。

 

2022年6月に、私たちはアスベスト環境下のカプセルからA606だけではなく他のカプセルのユニットバスなどを救出していました。6月と言えども、作業場内はひどい暑さのためカメラは何度も停止し、全ての作業の記録は撮れていません。

 

 

当時、私たちはボランティアでカプセルやカプセルのオリジナルパーツを救出しているにも関わらず、残念ながら「世に残すカプセルやオリジナルパーツの数を少しでも減らしたい」と考えていた特定の人物がいたため、それまでにも私たちはその特定の人物から相当回数の妨害行為を受けていました。この時も作業が終わり銀座から救出した段階でようやく発信できたような状態でした。A606以外のカプセルから救出したユニットバス3台について初めて発信できたのも、救出し終わった6月4日でした。

 

誤解しないで頂きたいのは、解体現場の方々も最終所有企業の方々も、私たちの活動に大変協力的でした。

 

解体の記録は、大切に想っていた建物が壊れていく様をもう一度振り返る作業のため、心が重いしんどい作業です。ですが、NHKの『解体キングダム』ですら、中銀カプセルタワービルのアスベスト除去作業についてほぼ触れずに終わってしまったため、私たちがこの記録を残さなければ、誰も知らずに終わってしまうと感じています。私たちが見ることができたものは、記録として残していきたいと思っています。

 

 

『(仮)カプセル・パーツリスト』の作業は、主に副代表がコツコツ行っています。SNS上で時々投稿しているので、その様子を見てくださっている方もいるかと思います。

リターン

3,000+システム利用料


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A606プロジェクト応援A(お気持ちのみ)

記念品などをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクトのために使用させていただく コースです。
ーーーーーーーーーー
●御礼のメール

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(期間限定アーカイブ有)
・共用部は1階外部・ロビー・6階ブリッジ・階段室です。

代表いしまるあきこが、解体直前の2022年3月末に、みなさまをカプセルA606へご案内する動画を撮影しました 。

当時、現地開催を検討していましたが、裏の増築部の解体が始まっていたことによる粉じんやアスベストの影響を鑑み、実施を断念しました。そのため、映像で記録を残しました。

2022年3月末にはA606室内にベッド・スツールなどもフルレストア(復元)していたため、その解説もしています 。

今回の映像は前回のクラウドファンディングのリターンとして2021年8月に実施したオンライン見学会とかぶる内容もありますが、より細かな内容でお伝えし、雰囲気も変わる予定です。

撮影日:2022年3月31日
撮影・編集:和久井幸一
企画:いしまるあきこ

※2023年1月末までに開催予定、日程などの詳細を追ってご案内いたします。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

3,000+システム利用料


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A606プロジェクト応援A(お気持ちのみ)

記念品などをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクトのために使用させていただく コースです。
ーーーーーーーーーー
●御礼のメール

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

カプセルA606+共用部のオンライン見学会ご招待(2022年3月末の解体直前の記録映像より)

●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(期間限定アーカイブ有)
・共用部は1階外部・ロビー・6階ブリッジ・階段室です。

代表いしまるあきこが、解体直前の2022年3月末に、みなさまをカプセルA606へご案内する動画を撮影しました 。

当時、現地開催を検討していましたが、裏の増築部の解体が始まっていたことによる粉じんやアスベストの影響を鑑み、実施を断念しました。そのため、映像で記録を残しました。

2022年3月末にはA606室内にベッド・スツールなどもフルレストア(復元)していたため、その解説もしています 。

今回の映像は前回のクラウドファンディングのリターンとして2021年8月に実施したオンライン見学会とかぶる内容もありますが、より細かな内容でお伝えし、雰囲気も変わる予定です。

撮影日:2022年3月31日
撮影・編集:和久井幸一
企画:いしまるあきこ

※2023年1月末までに開催予定、日程などの詳細を追ってご案内いたします。

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月
1 ~ 1/ 19


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