【和栗存続の危機】健康寿命が長い栗の樹を次世代へ継承したい
【和栗存続の危機】健康寿命が長い栗の樹を次世代へ継承したい

支援総額

5,565,000

目標金額 4,000,000円

支援者
232人
募集終了日
2025年4月30日

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2025年04月04日 16:15

耕作放棄地の開墾

皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
皆様が私たちの活動を応援してくださるお気持ちが日々の農作業において何よりの励みとなっております。

今回は新しく栗畑を開墾する際の活動報告をさせて頂きます。

今、私たちが開墾する畑はすべて荒廃農地(元々は茶畑または水田の耕作放棄地)です。
何年も放置されていた農地であるため、
茶や稲に限らず多種多様な作物が育っている場所です。
草も茶の樹もそれ以外の雑木もほとんど人間の背丈以上に生い茂っている状態です。

様々な草木が生い茂る荒廃農地

 

まず、最初にこれらを伐採、伐根する所から開墾がスタートします。
ここだけは専用の重機が必要となるため、専門業者さんに作業を依頼します。
伐採する草木の種類にもよりますが、
伐採から粉砕までにかかる費用は10アールあたり平均30万円ぐらいとかなり高額になります。

 

茶樹の伐採風景

茶樹の伐採風景(専門業者に依頼)

 

業者さんの作業が終わった後は、
刈り取った草や粉砕した樹木の破片がどっさりと残ります。

これらの粗大有機物は土壌に還元したくなるところですが、
この後の土壌改良の邪魔になってしまうので、畑の外に持ち出す必要があります。

※土壌のpH値を上げるためには、

 苦土石灰(カルシウムとマグネシウム資材)を投入して土とよく混ぜ込みます。
 土以外の有機物が多く残っていると苦土石灰と土壌が吸着しなくなるため、
 狙ったpH値に土壌改良できなくなります。

 

 

刈り草集めの作業風景

草木の伐採後は刈り草や、伐採後の枝、根が土壌を覆いつくします。



また、土壌内に植物性有機物が多く残っていた場合の弊害として、窒素飢餓が起こります。

<窒素飢餓の発生原因>

  • ・土壌に炭素率の高い有機物を施用すると、微生物が分解する際に大量の窒素を消費するため、作物が利用できる窒素が不足します

 

  • ・有機物と一緒に適切な量の窒素肥料を施用しないと、窒素飢餓が発生しやすくなります
  •  

集めた刈り草、粉砕根を畑の外に集める作業



このような刈り草、粉砕根などを集めて畑の外に持ち出す作業は人力で行います。
膨大な量なので、かなり重労働です。


(土壌改良編に続きます)

リターン

5,000+システム利用料


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【返礼品なし】お気持ち応援コース 5千円

<特別な返礼品が不要な方向け>
返礼品のお返しがない分、いただいたご支援をより和栗存続への活動資金に充てさせていただきます。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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【返礼品なし】お気持ち応援コース 1万円

<特別な返礼品が不要な方向け>
返礼品のお返しがない分、いただいたご支援をより和栗存続への活動資金に充てさせていただきます。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

5,000+システム利用料


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【返礼品なし】お気持ち応援コース 5千円

<特別な返礼品が不要な方向け>
返礼品のお返しがない分、いただいたご支援をより和栗存続への活動資金に充てさせていただきます。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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【返礼品なし】お気持ち応援コース 1万円

<特別な返礼品が不要な方向け>
返礼品のお返しがない分、いただいたご支援をより和栗存続への活動資金に充てさせていただきます。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月
1 ~ 1/ 9

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