このプロジェクトに掛ける思い

　平素よりお世話になります。

　この度は当店のクラウドファンディングに沢山のご支援を頂戴しまして、誠にありがとうございます。

　おかげさまで開始20日目を迎え、44名の方々からのご支援を頂戴する事が出来ました。

心より御礼申し上げます。

 

　ただ、現在支援が伸び悩んでおり、達成に必要な進捗から遅れている現状です。

 

　改めてこのプロジェクトにかける思いを書き出してみました。

 

　もしよければご一読いただければと存じます。

 

　【今回のプロジェクトに掛ける思い】

　この度、READYFORにて、「冷凍ご当地コッペで就労応援と山口県を盛り上げたい」というクラウドファンディングに挑戦しております。

 

　こちらは、山口県の特産品に特化したコッペパンを冷凍パンにして、全国に流通させるという事業ですが、コッペパンを販売する事が主目的ではなく、コッペパンをツールにして、付属のQRコード付きのカードから山口県の観光、特産品情報にアクセスいただき、

「食べる」→「知る」→「興味を持つ」→「行くもしくは買う衝動を起こす」事を最大の目的としております。

　コッペパンを販売してその収益を得る事を目的とせず、あくまでその土地を発信するツールとして捉えているところが、他の食品業界の商品とは違う点となります。

 

　また、こちらのご当地冷凍コッペパンの製造を障がい者支援施設に依頼する事により、障がい者の収入に寄与する事も大きな目的となっております。

 

　私は残念ながら鬱病を発症し、社会から断絶された過去を持ちます。

 

　鬱病を始めとする精神障害は、空白の期間が長いほど、社会復帰が難しくなります。

 

　最大の問題点は、自分自身も他人もお医者様でさえ、明確な状態を判断できないという事に突きます。

　例えば骨折であれば、レントゲンなどの装置を用いて、全治〇週間等の診断を下す事が可能ですが、鬱病などの病気はその指針が存在しない為、社会復帰を目指す際に誰もが判断に困り、結果として雇いたい企業と雇われたい障がい者のアンマッチが起こるという構造となっています。

 

　当店の「就労応援」の仕組みは、障害者の「今の状態」に合わせて対応出来るストレスの強弱がついた仕事をご用意し、徐々にストレスの負荷の強度をあげつつ社会復帰を目指す仕組みとなっております。

 

　精神障害者の弱点は気分の波が発生する事です。昨日は元気だったが今日はベットから起き上がる事が出来ない事は日常茶飯事です。

 

　その波をいかに抑えつつ、ゆっくりと確実に右肩上がりに体調を整えていく事が重要

ですが、今の日本にはそのような仕組みは無いように思えます。

 

　そこで当店は①就労応援施設でのご当地コッペ製造→②就労応援施設から一歩外へ出たご当地コッペの中種の製造→③ご当地コッペ用のプレーンのコッペパンの製造→④当店のキッチンカーや屋台にてご当地コッペの販売というフローをご用意し、その人の体調や調子に合わせて①～④の順番でストレスの負荷が強い就労場所を選択出来る仕組みにしました。

 

　④の販売が最も負荷が強く、また、障害者の一番の問題点である、「コミュニケーション能力」「マルチタスク処理能力」を試される仕事となっております。

 

　④を自信を持ってこなせるようになれば、社会にとって一番重要なスキルの回復が見込まれるという確証となります。

 

　結果的に、就職活動を再開した際に、企業へのアピールポイントとなり、企業側もそれに対応出来るならという明確な基準となります。

 

　これは何十社にも上る会社の社長にご説明した結果、それならば安心として採用出来ると太鼓判を押していただいている仕組みとなります。

 

　この仕組みを活用し社会復帰を目指していただく事で、今までにない「就労応援」を担う事も当店の目標となります。

 

　もしこちらの内容にご理解を頂けましたら、ご支援をお願い出来ませんでしょうか。

 

　「障がい者就労応援」「地産地消」「地方創生」「観光の推進」をコッペで繋げる事で、社会貢献のハブとなりたいと考えております。

 

　何卒ご支援の程、宜しくお願い致します。