ポルトガル遠征┃横浜FCジュニアユースがUDオリヴェイレンセを訪問

ポルトガル遠征の締め括りは、横浜FCとマルチクラブオーナーシップに取り組むUDオリヴェイレンセの訪問と、トレーニングマッチ。

 

午前中はオリヴェイレンセのホームスタジアムであるエスタディオ・カルロス・オゾーリオ（Estádio Carlos Osório）でトップチームの練習を見学しました。

 

三浦 知良選手、昨年度横浜FCユース卒業の永田 滉太朗選手との交流、そして間近でオリヴェイレンセのトップチームの選手のプレーを見ることが出来ました。

また、練習終了後はオリヴェイレンセの全選手、監督とジュニアユース選手とのグリーティングを行い、その後三浦知良選手、永田滉太朗選手からアカデミー生に向けて貴重なお話をしていただきました。

午後はオリヴェイレンセのアカデミーのトレーニングセンターに場所を移し、オリヴェイレンセのU-15 & U-16の混合チームとトレーニングマッチを行いました。

 

トレーニングマッチは合計３本実施し、結果は0-0、1-0、0-3、合計1-3の結果となりました。

横浜FCジュニアユースでは、キーパーから丁寧にビルドアップを行い、距離間を近くしてリズム良くパスを繋いでボールを握る展開に。

 

ボールを保持する時間は長いもののシュートを打つ回数が少なく、１得点しか奪うことができなかったこと、守備では疲れが見えてきた３本目にカウンターやクロスから連続して失点を重ねてしまいました。

試合会場にはトレーニングマッチにも関わらず、地域の人や関係者が足を運んでいただきやはりこの国でのサッカーへの関心度の高さがうかがえました。

 

試合後は、両チームで集合写真を撮影。

今回のポルトガル遠征は、全体としては世界との実力差を知る機会となりました。

日本を発つときに思い描いていた結果とは違う結果となりましたが、このポルトガル遠征で得た経験を選手個々人が今後にどのように活かすのか。

 

それを考えて実践することが明日から出来ることです。

 

この遠征で得た気付きや、大会で味わった悔しさを糧に、日頃からの意識を変え、選手としても人としてもより大きく成長していけるように。

≪選手コメント≫

古谷 のかぜ
オリヴェイレンセのトップチームの練習を観戦しに行って思ったことは、パスの基礎の部分や判断、認知能力の差を感じ、自分もチームとしても意識を変えていく必要があると感じました。
午後の練習試合で、個人的には自分のプレーができず、守備面では八の字をかけに行くも逆サイドに展開されたり、攻撃面でもドリブルの判断とパスの判断が遅くなり攻撃のテンポを遅くしてしまう場面がありました。
チーム的としては、フィジカルの差があっても距離感を近くすることで解決でき、2試合目からゴールキーパーも攻撃参加することでビルドアップをしやすくしたり対角線にボールを運んでいくことができました。
試合の中で問題を発見し解決出来たことがこの試合で良かったことだと思いましたが、それを1試合目からできるように今後意識し、会話をもっと増やす必要があると思いました。