カメルーン訪問中の米倉学長から活動レポートが届きました

カメルーン共和国は、アフリカ大陸中央部に位置しギニア湾に面した国。西にナイジェリア、東にチャドと中央アフリカ共和国には挟まれて存在しています。

ナイジェリアからさらに西にベナン、トーゴと続き、その隣りがガーナです。

成田から韓国の仁川とエチオピアのアジスアババ経由でカメルーンの首都ヤウンテまで約24時間。

やっぱり遠くて遠い！アフリカですが、日本から広大な大地を想像すれば、米倉学長とダニエルは現在かなり近くにいることになりますね。

さて、学長からのカメルーンレポートをお届けします！

いま僕は西アフリカのカメルーン共和国にいます。

ガーナの少し南です。ABEイニシアティブの留学生で法政GMBAのミカエル・ミヤデくんが主催するCameroon-Japan Business Fair の基調講演に呼ばれました。

ミカエルの開会挨拶に始まり、JICA所長、駐カメルーン日本大使館第二事務局長、駐日カメルーン大使の挨拶に続いて、基調講演をぶっぱなしてきました。いつものように教育の重要性を訴えると同時に、「対カメルーン投資・日本企業の進出」を訴える前に、「自分たちの国や企業が日本を呼び込むだけの力や魅力があるのか」を問え！と吠えました。ほとんどのアフリカ諸国は日本や海外からの投資・企業進出を望んでいます。そうした他国と差別化をし、十分な魅力とインセンティブを提供しない限り、人口2700万人で識字率75％のカメルーンに勝ち目はないのです。もちろん差別化の方法もあると述べました。

エリックさんの伝統的衣装は素敵だった。首飾りは昔のコイン（貝殻）、帽子はハリネズミの棘。そして、JICAドレスを着たJICA少女たちの唐突な歌も面白かった（どうも作曲はエリックらしい、笑）。カメルーンはいい国だが、マインドセットを変えないと離陸には時間がかかると思いました。

さらに、本プロジェクトにも触れ、

　（中略）その中でTranSoniCaの話をしてきました。アフリカ諸国が公共交通手段において、長い行列、無賃乗車、釣り銭の不備など同じような悩みを抱えています。その意味で、もしTranSoniCaがこの死の谷を越えることができたならば、アフリカ全土に大きな夢が広がるに違いありません。このクラファンにまだ参加してない人がいたのなら、ほんの一口でもお願いします。これは負けられな戦さなので、少しでも多い方が有利なのです。

時差ボケと格闘しながら、超多忙のカメルーン滞在中でも朝5時起きしてソーシャル・イノベーション・スクール卒業発表の中間報告会に出席してコメンテーター務められた米倉学長。地球の裏側から貴重な喝を入れて頂きました。

最後の瞬間まで、ネクストゴールへの挑戦は続きます。

引き続き、ご支援・お力添え・拡散も大歓迎！どうぞよろしくお願いいたします。

追記ですが、

何とミカエルの2歳半の息子の名前はMyedebahai Yonekura Eliakim、とミドルネームにヨネクラを入れたと聞けば、ゴッドファーザーとしては来ない訳にはいかないのです。

と、日本🇯🇵からカメルーン🇨🇲の地までgodfatherを呼び寄せたmiracle boyがこちら。何だか良い事ありそうな愛らしく穏やかな微笑みです！