【残り６日】スタジアムの一部を継承する取り組み

新たなリターンを追加後、個人の方々からの応援コースによるご支援をいただいています。

ありがとうございます。

 

本プロジェクトでは、座席改修で廃棄される予定だった座席をアップサイクルして未来に残すことをミッションの１つにしています。

 

座席に限らず、スタジアムリニューアル時に、長い歴史を歩んできたスタジアムの一部を残したり、継承する取り組みは、国内外でも行われています。

 

■日本・国立競技場の事例

東京五輪を機に改修された国立競技場。解体までの国立競技場の座席は、国内のサッカースタジアムの観客席として再利用されています。湘南ベルマーレの本拠地「レモンガススタジアム平塚 」、ＦＣ町田ゼルビアの本拠地「町田ＧＩＯＮスタジアム」にも譲り渡され、現在も利用されています。

https://www.joc.or.jp/news/005497.html

 

■日本・駅前不動産スタジアム

サガン鳥栖の本拠地「駅前不動産スタジアム」では、座席リユーアルに伴い、27シーズンの歴史をクラブと共に歩んできた座席を希望者に譲与されました。

https://www.sagan-tosu.net/news/p/27517/

 

■英・プレミアリーグ：アーセナルの事例

元本拠地「ハイバリー」から2006年に現本拠地「エミレーツ・スタジアム」移転。

93年の歴史を刻んだ元本拠地は725戸の住宅が集う「ハイバリー・スクエア」として生まれ変わり、スタジアムを持続可能なものとして、住民と共に受け継いでいっています。

https://stadiumcapitalholdings.co.uk/developer/residential/highbury-square.html

 

■英・プレミアリーグ：トッテナムの事例

様々なスポーツリーグの環境面でのサスティナビリティを評価する「Sport Positive Leagues」において2019年から４年連続でプレミアリーグ１位を獲得しているのがトッテナム。2019年に開業したトッテナム・ホットスパー・スタジアム（Tottenham Hotspur Stadium）のコンコースの床材は、取り壊した旧スタジアムの瓦礫が使われています。

「THE FLOOR YOU ARE STANDING ON IS EMBEDDED WITH AGGREGATE FROM WHITE HART LANE, 1899-2017（あなたが立っているこの床には、1899年から2017年まで使われたホワイトハートレーン（旧本拠地）の瓦礫が埋め込まれています」と記されたバッジが取り付けられています。

https://www.nytimes.com/athletic/2711433/2021/07/20/spurs-the-sustainability-champions-how-the-lilywhites-turned-green/

 

このような活動は、リユース・リサイクル・アップサイクル等による環境配慮が可能になるだけでなく、新しいファン・サポーターもクラブやスタジアムなどの長い歴史に触れることができます。

 

今回の追加リターンでは、アップサイクルした椅子を、図書館、病院、観光情報センターに寄付します。

 

多くの施設利用者の皆さんに、私たちの本拠地「サンプロ アルウィン」に興味・関心を寄せていただける機会になることを信じています。

 

ぜひ応援のほどお願いいたします。