【CACI物語：保護犬 ④「リース」】

 

愛護センターに収容された時には、既に骨は折れていました。

手術を終えてシェルターに来て、今年ではや8年になります。

ポインターのリース。

性格は人懐っこく、聞き分けの良い子です。

既にシニアの域に達しており、お散歩も穏やか。

「リース」

推定1２歳

ポインター　メス　24キロ

不妊手術済・ワクチン済・フィラリア陰性

食欲旺盛　ふやかしフード（消化器サポート）を常食

 

現在、骨折がわからないくらいきれいについています。

平成２７年７月より

　首がヘルニアになり現在は首輪での散歩をやめ、ハーネス使用。

平成２９年１２月より

　免疫力低下により　マラセチアが出てきました。

　定期的なシャンプーにて対処しています。

平成３０年１月１２日　

　クッシング症候群と判明

　毛が抜け、皮膚に赤みが出ているため

　投薬とシャンプーで要観察中。

令和元年７月１７日

　クッシング症候群、甲状腺機能低下症のため、薬は服用しています。

リースに残された年月は、そう幾ばくもないのかもしれません。

また、月々の医療費：５万４千円（薬浴・投薬）と高額です。

 

シェルターでは、多くのボランティアスタッフがリースと関わり、平穏な暮らしを過ごしています。

そして私たちは、私たちでできる範囲で、誠実にリースと向き合っています。

 

それでも、もしもチャンスがあるのなら、残された日々を「リース」の家族と過ごさせてあげたい。

CACI保護犬の一員という枠組みではなく、「リース」だけの「家族」と。

 

私たちのささやかな、願いです。

お問い合わせは ↓

https://centro387.sakura.ne.jp/Foster/SatoForm.html