
支援総額
目標金額 15,000,000円
- 支援者
- 589人
- 募集終了日
- 2025年5月30日
藤原まつり4日目_5月4日
当山では、毎年5月4日・5日に白山神社の能楽堂にて、古実式三番と御神事能を奉納しております。
この能楽堂は嘉永六年(1853年)、伊達藩によって再建されたもので、伝統的な規模と形式を備えた本格的な能舞台として、平成15年(2003年)に国の重要文化財に指定されました。
この御神事能の初日である本日も、昨日に引き続き多くの皆さまにご参拝いただき、誠にありがとうございました。
中には、能楽堂で実際にご覧くださった方もいらっしゃったことと存じます。
さて、「古実式三番」や「御神事能」と聞いても、その内容がよくわからないという方もいらっしゃるかと思います。そこで、どのような舞台が奉納されたのか、その概要をご紹介いたします。
今年ご覧になった方には内容を振り返っていただくきっかけに、またご覧になれなかった方には、来年ぜひお越しいただく参考になれば幸いです。
古実式三番(こじつしきさんば)
古実式三番一古実とは故実で、「吉例の」という意味。式三番とは 翁 のことです。初めに奉納される「開口(かいこう)」は面(おもて)も装束も翁(おきな)のつくりとなっています。祝詞(のっと)·若女(じゃくじょ)·老女(ろうじょ)と続きますが、この四つの番組を総称して、最初の開口が翁づくりであることから「古実式三番」といわれています。今に伝わる番組は、毛越寺の「延年の舞」(重要無形民俗文化財)に近似しているともいわれており「中尊寺の延年」と称される場合もあります。
開口(かいこう)
笛が囃子座(はやしざ)につき、笛が鳴りはじめます。後見(こうけん)が先立ち 翁 があらわれます。舞台中央で後見から扇を受け取り、袖の露を取り、笛が止んだ後、詞章(謡)を唱えはじめます。中尊寺の四囲の山河秀峰を称え、中尊寺の由緒を物語り、千秋万歳をことほぎます。
祝詞(のっと)
祝詞(のりと)とは神に奏上する 詞(ことば)。中尊寺·毛越寺の演目では「のっと」と読みます。額から毛を垂らし、手には幣束を持って「祝詞」が舞台に出てきます。白山神社を拝し、一部、祈りの詞は、微音で唱えます。
若女(じゃくじょ)
大鼓·小鼓·笛が囃子座にすわると「神子(ねこ)拍子」といわれる囃子がはじまり、「若女」が後見に導かれて登場します。正面で後見から鈴と扇を受け取り、答拝(たっぱい)して鈴を振り下げます。次に西北の角からはじめて、時計の針と逆方向に八方に踏み出し、鈴を三段に振るという優雅な振りを繰り返して舞います。
老女(ろうじょ)
祝詞役に導かれ腰をかがめた「老女」が登場。途中、足がつまずいた真似があり、舞台中央に出た後、鈴を打ち鳴らしながら舞います。面 は、両眼を「へ」の字形にし、鼻·頬·唇をゆがめていますが、これは顔を崩すほど大笑いしている表情をあらわしているのです。
中尊寺御神事能
中尊寺の能·狂言は江戸時代から連綿と続いています。春の能は白山神社に奉納するものなので「御神事能(ごじんじのう)」といいます。中尊寺の能の特色は、能·狂言の諸役であるシテ方(主役)、ワキ方(脇役)、囃子方(笛、小鼓、大鼓、太鼓)、狂言方を中尊寺の僧侶が稽古して勤めることで、これは全国で唯一の例です。地謡(じうたい) は、地元の平泉喜桜会のみなさんにお勤めいただいています。
能 竹生島(ちくぶしま) ※半能
<あらすじ>
延喜帝(えんぎのみかど)の臣下(しんか)が、琵琶湖に浮かぶ竹生島の弁才天を詣でようとやって来ました。御殿が鳴動し、弁才天が天女の姿であらわれます。弁才天が天女の舞を舞い終わると、今度は湖の中から龍神が出現します。龍神は臣下に金銀珠玉を捧げ、豪壮に舞います。そして、衆生済度の誓いをたて、ある時は天女の姿となって衆生の諸願をかなえ、または下界の龍神となって国土を守護することを誓います。その後、天女は御殿に入り、龍神は龍宮に飛んで入りました。竹生島は、滋賀県の琵琶湖の北に浮かぶ緑豊かな小さな島です。いにしえより神域とされ、弁財天が祀られるようになってからは、人々の篤い信仰を集めてきました。竹生島と琵琶湖が 醸し出す、長閑(のどか)な春色のもとで神の物語が展開されます。
<みどころ>
出端(デハ、天女の登場楽、大小の鼓·太鼓が囃し、笛がこれに合わせる)、早笛(後シテの急調で活動的な登場楽、笛が主となり、大小の鼓·太鼓が囃す)といった謡なしの囃子だけの奏楽と、囃子に合わせた舞といった、見どころも配されています。麗らかな春の雰囲気を感じて、気持ちの明るくなる能のひとつです。
明日は「開口」と半能 田村が行われます。
リターン
5,000円+システム利用料

散華セット
●散華5色セット
●お礼状(拝観券付き※)
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●令和7年度 寺報「関山」へのお名前掲載(希望制)
※有効期限は2027年12月31日まで
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年5月
10,000円+システム利用料

ポストカードセット
●ポストカード8枚セット
●お礼状(拝観券付き※)
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●令和7年度 寺報「関山」へのお名前掲載(希望制)
●散華5色セット
※有効期限は2027年12月31日まで
- 申込数
- 102
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年5月
5,000円+システム利用料

散華セット
●散華5色セット
●お礼状(拝観券付き※)
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●令和7年度 寺報「関山」へのお名前掲載(希望制)
※有効期限は2027年12月31日まで
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年5月
10,000円+システム利用料

ポストカードセット
●ポストカード8枚セット
●お礼状(拝観券付き※)
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●令和7年度 寺報「関山」へのお名前掲載(希望制)
●散華5色セット
※有効期限は2027年12月31日まで
- 申込数
- 102
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年5月

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