
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 28人
- 募集終了日
- 2023年3月31日
リクハルディンカトゥ図書館で二度目のイベントを開催
みなさんこんにちは!
今週の土曜日は、ヘルシンキの古き良き建物が立ち並ぶ市街地にあるリクハルディンカトゥ図書館で木のおもちゃのイベントを行いました。こちらの図書館は、クラウドファンディングのおもちゃが届いてから初めて5月中旬にイベントを開催させていただいていたので、今回で二度目の訪問となりました。1882年からずっと佇んでいる図書館の建物は、いつ来ても居心地が良く、クラシックなインテリアや建物のデザインが、建設当時の時代を想像させてくれます。
5月には半年後にまた戻って来られるとは思っていなかったので、またお声がけいただけたことが心から嬉しかったです。玄関から入ってすぐの一番見えやすい場所には、「今日です!」と書いてあるイベントの看板を用意してくださっていました。イベントが始まる前から図書館のウェブサイトやソーシャルメディアで何度も告知してくださっていたおかげで、たくさんのご家族が足を運んでくださいました。

ヘルシンキの図書館はどこに行っても、本を借りて返すだけの場所ではなく、色んな文化やアートに触れたりすることができるので、いつも素晴らしいなあと感動しています。こちらのボードには、私たちのイベントを含めて色んなイベントの告知の紙が貼られていました。

今日は私たちのイベントの他にもう一つ、スウェーデン語で絵本の登場人物の役を演じながら読み聞かせをするイベントも行われていました。たとえ違う文化を背景に持っていても、身振り手振りの大きな表現が入っていてみんなで楽しめるのがいいなあと思いました。

さて、木のおもちゃを図書館の子どもコーナーに並べ終わると、午前中はゆったり木のおもちゃを紹介しながら時が流れていきました。スキーウェアを着た女の子は、全部のおもちゃがどんなふうに動くかを確かめながら長い時間ここで遊んでいたので、新しく遊びに来る子どもたちにもすすんで楽しさを伝えてくれました。言葉は同じではなかったけれど、私がいなくてもきっとうまく伝えてくれるだろうと思うほど、とっても上手におもちゃを見せてくれていました。

私自身も「てるぺん」という椅子のおもちゃで遊んでいたら、後で「てるぺん」のサークルの上に「かえるくん」たちがやってきて、何やら会議をしているように見えました。この後、サークルが崩れては違う形になったりしていて、その変化の過程を見ているのがとてもおもしろかったです。

9月末にヴァンターの子ども文化センターで開催された多文化共生イベントにいらっしゃってから、私たちのソーシャルメディアをフォローしてくださり、今回のイベントを心待ちにしてくださっていた方もいらっしゃり、本当に嬉しい限りでした。フィンランドでも、こういった木のおもちゃの遊び場を求めてくださっている方がたくさんいらっしゃることを肌で感じているので、少しでも長い時間楽しんでいただけるよう、来年に向けて作戦を練っていきたいと思います。

今日はそういったリピーターの方々に加えて、スウェーデン語の絵本の読み聞かせイベントが同時開催されていたおかげで、初めて私たちのことを知ってくださる方が多かったのも嬉しかったです。「次のイベントが決まったら、ぜひソーシャルメディアで教えてください!」というお母さんのお声をいただいて私たちの大きな励みになりました。

5月にこちらの子どもコーナーでイベントをしたときに、自分自身も木のおもちゃを気に入って、とっても熱心に楽しい遊び場にしてくださった司書さんが、今回も私たちのイベントを担当してくださりました。私はまた再会できたのが嬉しかったですし、司書さんが昨日のことのように木のおもちゃの遊び方を覚えてくださっていて感動しました。子どもたちを巻き込む力の持ち主で、きっとおもちゃ美術館で働いていてもおかしくないほどの方だと思います。色んな言語を話すのもお上手なので、私たちのことについてたくさん説明してくださり、本当に助かりました。

しばらくの間崩れていた「てるぺん」のサークルは、イベントが終わる頃にはひとりの男の子によって屋根付きの家に変わっていました。私は高く塔みたいに積み上げるか、サークルを作るか、観客席を扇状に作るか、だけしか思いつかなかったので、しっかり屋根のある家を想像できていた男の子の発想力が素晴らしいなあと思いました。

閉館1時間前には、もうひとつのイベントが終わったこともあり、私たちのイベントスペースはありがたいことに満員御礼となっていました。週末の家族時間が、木のおもちゃと共に少しでもあたたかいものになっていたら幸いです。

あと20分で終了と聞くと、逆にもっと遊びたくなってしまう気持ちがとても良くわかります。閉館間際には、限られた時間と限られたスペースになっていたので、小さな赤ちゃんがいる場所には年齢に合うおもちゃを届けました。いつか遊び場をつくることができたときには、赤ちゃんとお父さんお母さんがゆったり遊べる場所と、少し大きな子たちがのびのび体を動かせる場所をつくれたらいいなあとイメージを膨らませています。

子どもたちの次に、お父さんお母さんも木のおもちゃで遊ぶのにすごく興味を持ってくださいました。お互いの熱量が上がると、どんな遊びでも盛り上がることができるので、遊び方もシンプルなものからさらに発展していることに気がつきました。どれだけ大人が遊びに本気で参加できるか、という部分も良い遊び場をつくるときにはすごく大切な鍵になるなあと思いました。

今日もたくさんの「もっと木のおもちゃで遊びたい!」票をいただきました。子どもたちによる投票はとても正直な意見で、真摯に受け止めています。この冬は日本で1年の成果を振り返り、来年はより木のおもちゃで楽しんでいただける時間が増えるよう、これからも「フィンランド版おもちゃ美術館プロジェクト」を進めていただけたら嬉しいです。いつも見守ってくださり、本当にありがとうございます。少し早いですが、素敵なクリスマスとよいお年をお迎えください。

リターン
3,000円+システム利用料
3千円コース【感謝のメール】
感謝のメッセージをフィンランドからメールでお届けします!
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
1万円コース【紙のポストカード】
直筆の感謝のメッセージ書いた紙のポストカードをフィンランドからお送りします!
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
3,000円+システム利用料
3千円コース【感謝のメール】
感謝のメッセージをフィンランドからメールでお届けします!
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
1万円コース【紙のポストカード】
直筆の感謝のメッセージ書いた紙のポストカードをフィンランドからお送りします!
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月

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