獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 2枚目
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 3枚目
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 4枚目
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 2枚目
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 3枚目
獣害と雇用不足を解決するジビエ専門バーベキュー場を作りたい 4枚目

支援総額

3,700,000

目標金額 3,000,000円

支援者
104人
募集終了日
2023年9月30日

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2023年09月13日 21:25

サイドストーリー⑧小岐須町有害鳥獣対策チーム

こんにちは、猿田彦ファームの伊藤です。

 

皆様から沢山のご支援やSNSでのシェア、応援のメッセージなどいただいており、

には感謝御礼申し上げます。

 

今回は前回までの私たちが

三重県鈴鹿市小岐須町(おぎすちょう)にて農業を始めた際に直面した出来事から

この町での活路を見出してきた

 

サイドストーリー⑤小岐須町の環境と観光業の可能性

サイドストーリー⑥小岐須町にあるモノ

 

を元に、次なる道筋へと向かっていった

ストーリー⑦小岐須町の課題

の続きとなります。

 

ひとつひとつが、今私たちが「ジビエを事業化しよう」という

発想に至るための大切なエピソードです。

 

地方移住をお考えの方にとっても参考となる部分があると思いますので、

ぜひご覧いただければと思います!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サイドストーリー⑧小岐須町有害鳥獣対策チーム

 

 

農業が最終的に鹿によってうまく行かないなら、

潤沢に存在する鹿を活用すればよい。

 

というか、もうそれしか考えられない・・・・!!

 

野生鳥獣を捕獲するために必要な資格などを調べ、

狩猟免許と猟銃所持許可を取得すべく準備を進めていました。

 

そのことをお世話になっている自治会の班長さんに話していると、

小岐須町には有害鳥獣を捕獲するチームが編成されており、

 

小岐須町で唯一狩猟免許を所持している

故・小岐須佐典(おぎすすけのり)さん

を中心として捕獲活動を行っている。

班長さん自身もそのメンバーだということでした。

 

私が狩猟免許を取得した頃、朝に班長さんから連絡があり

「鹿が罠にかかっているから、よければ見に来ないか」

とお誘いを受けました。

 

このときが小岐須町の狩猟チームの皆様との最初の出会いでした。

捕獲した鹿を解体するため、手際よく準備を進めるメンバーの皆さん

 

箱罠(檻に閉じ込める仕組みの罠)の中で必死に逃れようと暴れている鹿を、

小岐須さんは確実に一発の射撃によって急所を打ち抜き、

止めさし(獲物のとどめを刺すこと)をします。

 

散弾銃を撃つところを間近で見るのは初めてでしたし、

さっきまで生きていた動物が徐々に動きを止め、

モノにかわっていく様子は言葉では言い表せない重みを感じます。

 

そして解体を通じて、まだ温かい鹿の体内を感じては、

生きていたんだなぁ

と実感させられる。

 

ものすごい速さで解体していくチームの皆さんを前に、

その時は鹿の皮を引っ張って、解体しやすくするくらいの

お手伝いしかできませんでしたが、

 

その後も何度か狩猟の現場にお誘いいただき、

様々な知識と経験を与えていただきました。

 

 

 

そんな私を優しく仲間に入れてくださった小岐須さんですが、

私が鈴鹿市から許可を得て狩猟期間以外でも

捕獲活動が可能になった折に

 

今後の活動のご挨拶に伺い

一緒に頑張っていこう、

とお声をかけていただいた翌日に

なんと急逝されたのです。

 

まだまだ教えていただきたいことがたくさんあったのに、

とても残念でなりませんでした。

 

今でも小岐須さんの言葉が思い出されます。

 

山の整備というが、それも人間の都合や。

何もしないことが自然にとっては一番いいことなのかもしれん。」

 

銃を持って待ち構えているとな、(獣が)出てきたらもちろん撃つのやけども、

出てこんかったら撃たずに済んでホッとするんや。」

 

ご冥福をお祈りするとともに小岐須さんの意志を受け継ぎ、自然と向き合って生きたいと思います。

 

現在の小岐須町有害鳥獣対策チームと、解体体験を行った鈴鹿市の若者たち

鹿一匹の命。

農業という行動を取る人間にとっては厄介な存在でしか無いですが、

山から与えられた貴重な恵み、資源でもあるのです。

 

現在、町で狩猟免許を持つ者は私一人となりました。

小岐須さんの遺志を引き継ぎ、この町をさらに活性化させていきたい。

その想いを胸にプロジェクトを進めていきたいと思います。

 

次回のサイドストーリーは

 

現在、私たちの狩猟活動で中心となって

活躍していただいているメンバー、

大竹さんのお話となります。

 

狩猟免許を取得する時に出会った彼は

今では私たちの活動では無くてはならない存在となっています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

リターン

10,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

プロジェクト代表の伊藤より感謝のメールを送付させていただきます。

申込数
51
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

20,000+システム利用料


鹿角キーホルダーコース(ランダムお一つ)

鹿角キーホルダーコース(ランダムお一つ)

感謝のお手紙とともに”三重県で捕獲した鹿の角のキーホルダー”をお一つ送付させていただきます。
※キーホルダーに使用する鹿角は天然のものなので一つづつデザインが異なります。ランダムで送付させていただきますのでご了承ください。

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

プロジェクト代表の伊藤より感謝のメールを送付させていただきます。

申込数
51
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

20,000+システム利用料


鹿角キーホルダーコース(ランダムお一つ)

鹿角キーホルダーコース(ランダムお一つ)

感謝のお手紙とともに”三重県で捕獲した鹿の角のキーホルダー”をお一つ送付させていただきます。
※キーホルダーに使用する鹿角は天然のものなので一つづつデザインが異なります。ランダムで送付させていただきますのでご了承ください。

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 16


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