度重なる試練～インド東部とバングラデシュの台風被害

5月20日、インド東部とバングラデシュを過去10年で最大級というサイクロンが襲い、暴風や強雨による土砂崩れなどで住宅や農作物に大きな被害をもたらしました。報道によるとインドの西ベンガル州で80人以上、バングラデシュで20人以上が亡くなり、家や作物、土地に被害を受けた人は1300万人にものぼるとのことです。

ピープルツリーでは被災地域に近い生産者パートナーと連絡を取り合い、状況を確認しました。
幸いなことに、パートナー団体の中に直接被害を受けた人はいませんでした。
しかし、被災地域一帯で300万人以上の避難者を出した大規模な自然災害は、新型コロナウイルスの感染拡大が未だに止まらないこの地域の復旧をさらに遅らせる恐れが出ています。

「私たちの地域はさほどでもありませんでしたが、南部地域で大きな被害が出ました」（バングラデシュ「サイドプール・エンタープライズ」ギャスディンさん）
「私の故郷の村では倒木によって電気の供給が止まってしまいました」（同「アーティザン・ハット」モンジュさん）
「私たちは無事ですが、作物や家を失った人がいます」（同「デュー・クラフト」サラームさん）

この寄付プロジェクトの募集期間はあと4日、ネクストゴール達成まではあと20万円となっています。

もしゴールを上回るご支援をいただけた場合、サイクロンの被災地にいる生産者パートナーに少しでも寄付の追加をしたいと考えています。

みなさまの温かいご支援を、最後までどうぞよろしくお願いします。