
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 93人
- 募集終了日
- 2019年12月25日
【あと3日】プロジェクトへのメッセージ #5 金島隆弘
クラウドファンディングもいよいよあと3日!となりました。
ご支援忘れていた……という方は、25日(水)23:00までです。よろしくお願いいたします!
さて、現代アートに関わるさまざまな方からのメッセージ。
最終回は、全国各地で活躍されているアートプロデューサー金島隆弘さんから。
金島さんは、今回のプロジェクトのアドバイザーとしても関わってくださっています。日本のアートシーンを歴史的に振り返りながらこの取り組みの実験性、意義について考察いただきました。
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#5 金島隆弘(アートプロデューサー/芸術学研究員)
私自身、クラウドファンディングへの参加はまだ2回、ふるさと納税については全くの初心者でした。今までの自分の意識の中で、現代美術とクラウドファンディング、そしてふるさと納税との接点はあまりありませんでしたが、今回の京都市若手アーティスト応援プロジェクトを通じて、様々な可能性を感じています。
日本の美術を取り巻く環境は、現状、公金によって支えられているケースが多いと思います。しかし、これから人口の減少に伴い、経済力が縮小していくであろう日本社会において、公金だけを頼りに美術を支えることが困難な時代が、私たちが思う以上に速いスピードで到来するのではないかと感じています。公金以外で美術が自律できる方法を自ら考えていく必要があるのかもしれません。
日本が世界の中でまだ貧しく、政府も経済力も小さかった明治時代、日本の美術工芸は外貨獲得のために活用されました。
もちろん、その振興政策は万能なものではありませんが、現在にも引き継がれる多くの銘品が制作され、それらを展示する博覧会も国内外で頻繁に開催されます。そして、美術工芸に関わる雇用も新たに生まれ、そこから生まれた表現や作品が西洋、東洋相互に影響し合いました。もしかすると、この10年の中国はこのような動きをすることで、中国の現代美術の世界的認知を高めていったのかもしれません。
厳しい環境をむかえるであろうこれからの日本社会において、ふるさと納税の仕組みを応用しながら実現に至った今回のクラウドファンディングは、今日の日本の美術における一つの可能性を探る社会実験であると考えます。
プロジェクトへ寄附する行為は、税金の使用方法の一部を自ら決める意思表明、とも考えられますし、今回集まった寄附は、海外で開催されるアートフェアへの出展のために活用されますが、今後は、京都市で活動を続ける若手アーティストが直面するる他の問題ーー制作場所や作品保管場所などーーにも活用されるべきでしょう。
ふるさと納税や京都市にある資源が、若手アーティストの制作活動を支えるシステムとして機能するーー今回のプロジェクトが、今の時代に即した美術支援の一つのあり方として、その可能性を示す事例となることを強く願っています。
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1977年東京生まれ、京都在住。 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、ノキア社、株式会社東芝、東京画廊+BTAP、ART iTを経て2007年にFECを設立。現代美術や工芸の展覧会企画、交流事業のコーディネーション、アーティストの制作支援、東アジアの現代美術の調査研究などを手がける。2011年よりアートフェア東京エグゼクティブディレクター、2016年よりアート北京アートディレクターを経て、現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士(後期)課程に在籍。京都造形芸術大学、京都市立芸術大学非常勤講師。手がけた主な展覧会に、「平行的極東世界/Parallel Far East Worlds」(成都, 2012)、「Asia Cruise:物体事件/Object Matters」(台北, 2013)、「Object Matters:概念と素材をめぐる日本の現代表現」(多治見, 2014)、「Find ASIA-横浜で出逢う、アジアの創造の担い手」(横浜, 2014)、「やんばるアートフェスティバル」(沖縄北部, 2017-2018)、「KYOTOGRAPHIE 金氏徹平 SplashFactory」(京都、2019)などがある。
ギフト
5,000円
お気持ちコース
●お礼のメール
●寄附金受領証明書
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
10,000円
スタンダードコース
●アートフェア出展報告レポート(メールにて)
●お礼のメール
●寄附金受領証明書
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
お気持ちコース
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10,000円
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