100年後もマルミミゾウがいる世界へ。アフリカの森を護りたい!

寄付総額

3,903,000

目標金額 9,500,000円

寄付者
178人
募集終了日
2025年4月18日

    https://readyfor.jp/projects/lobekeforestelephant4ever?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2025年03月22日 08:07

【マルミミゾウ編:動画有り】ジャングルのゾウたち(2021年3月会員メルマガより;その4)

ページをご覧いただき、ありがとうございます。UAPACAAパートナーズの岡安です。

今日は、2021年にサバンナゾウと分かれて、独立の種となったら絶滅危惧が大幅増となったマルミミゾウの実態その4です。(その3はこちらから

マルミミゾウの家族
カメラトラップに写った野生のマルミミゾウたち。ロベケでは赤ちゃんと若者がいる健全な家族が元気です!

 

「<新たな研究が示すマルミミゾウの受難>

IUCNのレッドリストの更新の発表があった2021年3月25日同日、WWF(世界自然保護基金)もアップデート記事を配信しましたが、その中に気になるマルミミゾウの話題が紹介(英語)されていますので、以下に解説します。

 

2020年9月にScience誌に掲載された論文(英語)によると、ガボンのロペ国立公園の30年に渡る長期調査(1986年~2018年)の結果、気候変動の影響によって73種のモニタリング対象の果樹の結実が、全体で81%も減少したことが判明しました。また2008年~2018年の間に撮影された画像解析により、この国立公園に生息するマルミミゾウの体格が11%減少したことも確認されたのです。

 

ロベケを初めとするコンゴ盆地のジャングルの森林生態系は、マルミミゾウしか食べない大きな固い実をつける大木も多く(5メートルの高さの幹に直接生えて、頭を直撃されたら命にかかわるような、特大のカボチャのようなものもよくあります)、彼らなしには種子散布が成り立たないほどの、強い結びつきをもって進化してきました。ゾウの大規模密猟によって空っぽになってしまったジャングルが、消滅の道を歩まざるを得ないことはしばらく前から大問題になっています。しかし今回の長期調査があぶりだしたのは、密猟や生息地破壊といった直接の人間活動が及ばないところでも、間接的に人為的な影響がマルミミゾウとジャングル双方に、負のインパクトを与えている事実です。

 

 

2009年に霊長類研究に総説を書いた中で、アフリカ中部で予想される気候変動の長期予想のレビューを引用した(p309-p310)のですが、それによると21世紀末に地球の二酸化炭素濃度が当時の2倍(現状のままでは3倍)になると、次の100年で熱帯多雨林の乾燥地帯は疎開林や草原にとって代わり、熱帯林が戻ってくるのは500年後といった信じられないものでした。しかし今回の「30年で結実が1/5になったという極端な結果を見ると、長期予測が悪い方へ振れていないかと心配になります。(続く)」

 

世界第2位の広さを誇る、アフリカ熱帯ジャングル。この森はマルミミゾウやゴリラ・チンパンジー、ボンゴやオカピといった、ユニークな大型野生動物たちを支える、かけがえのない『母なる大地』です。その大地と持ちつ持たれつの関係を、太古の昔から育んできたマルミミゾウたちを守る活動に、ぜひ皆さまのお力を貸してください!!

ギフト

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

12,000+システム利用料


【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・ポン・カッセのガードポストに詰める6人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼らの1日分の派遣費用をまかなうことができます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2025年6月予定のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

4,000+システム利用料


【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【お気持ちコース】ポン・カッセまでのランクル2往復分の燃料費になります!

【円安傾向が戻らず、現地の物価高が進み経費が高止まりのままです】
・1カ月交代でポン・カッセのガードポストに詰めるレンジャーチーム。彼らの足として欠かせない、ランドクルーザーの往復分のディーゼルをまかなうことができます。
・4,000円あれば、1カ月分のエンジンオイルや倒木切断用のチェーンソーの燃料費など、他にも支援できることはさまざまです!

<ギフト>
◆ 寄附領収書(2025年6月のREADYFORからの入金を確認後、2025年7月末までにお送りする予定です)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 11


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る