【残り7日】小さな声に、手を差し伸べてくださった2人の存在

酒蔵の再建は、私ひとりの力では決して志せませんでした。
立ち止まりかけた私を支え、「もう一度ここで酒を造りたい」という小さな声に耳を傾け、手を差し伸べてくださった、かけがえのない方々がいます。

水谷 政夫（みずたに まさお）／代表取締役・蔵元杜氏

大学卒業後、北海道の農業法人で働いていた20代の頃、突然の父の急逝により蔵を継ぐことになった水谷社長。杜氏経験のない出発でしたが、まずは越後杜氏のもとで基礎から学び、35歳からは一人で全仕込みを担う「蔵元杜氏」として蔵の酒を守り続けてきました。
火災後、私が伝えた「もう一度ここで酒を造りたい」という覚悟に、社長はこう言ってくださいました。
「私が築いてきたこの酒蔵を、彼女たちが受け継いでくれるなら、これ以上うれしいことはない。彼女たちが、この酒蔵の未来だ。」その言葉が、私の背中をまっすぐ押し出してくれました。

立松 豊大（たてまつ とよひろ）／専務取締役・「有限会社アグリ・サポート」代表取締役

愛知県内で農地所有適格法人アグリ・サポートを経営し、長年にわたり水谷酒造へ酒米を提供してくださっている立松専務。コロナ禍で蔵が苦しかったときにも、蔵の可能性を信じて出資し、経営再建の道筋を支えてくださいました。
そして火災直後、誰よりも早く立ち上がり、「必ず再建しよう」と声をかけてくれたのも立松さんでした。経営・資金調達・設備の手配など、再建に必要なことを今も最前線で走り続け、私たちを支えてくださっています。

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お二人をはじめ、多くの方の想いと行動に、どれほど救われたか計り知れません。
「もう一度、この蔵から」——その願いは、皆さまの手に支えられて現実に近づいています。

最後の7日間、お願いがあります。

・ご支援のご検討： 迷われている方は、ぜひこの機会に。
・周知・共有： ご家族・ご友人・お勤め先での共有、SNSでのシェアが大きな力になります。

皆さまの一つ一つの応援が、私の“もう一度”を現実に近づけてくださっています。
残り7日、最後まで走り続けます。どうか力をお貸しください。