＃2【地域からみた明神社と復興】仁杉圓一郎

初めまして、伊去波夜和氣命神社(通称明神社)の氏子総代長の仁杉圓一郎です。海の近くで育った私は、毎年7月14日の明神社内のカッパ神様に自分の名を書いたキュウリを納め、安全を祈願してから海水浴場や家の前の海で泳いだものです。

子供の頃より親しんできた、神社の地区世話役総代を務めておりました8年前、東日本大震災により氏子総代長の佐藤様が避難先にて急逝されました。また、何名かの世話役総代の方も失い氏子総代会は活動が停滞しました。

その様な中、復旧に力を尽くそうとの声に、体制を整え復旧に努力を重ねて来ました。地域の方々の、「早く鳥居を建てて下さい。」「手水舎を使えるようにして下さい。」「本殿の屋根瓦を何とかしてください」などの声に応えようと、地区全戸へ寄進をお願いし復旧費の80％を用意出来ました。

しかし疲弊した地域ではこれ以上の寄進も望めず、不足の復旧費はクラウドファンディングにて達成出来ます様お願い申し上げる次第です。集まってくる地域の皆様の、笑顔を見たくて頑張っております。どうかお力添えください。