【思考は現実化する】ハウス栽培で収穫した野菜を子どもたちが試食

ナポレオンヒルの著書、「思考は現実化する」。

 

今年の１月、頭の中で子どもたちが自らの手で栽培し、収穫した野菜を食べている姿を想像しながら、クラウドファンディングの文章を書きあげ、それを実施し、多くの方の善意が集まり、グリーンハウスを建てさせていただきました。

 

そして、それが、とうとう現実を見ました。

これを、ご覧ください。

葉物の野菜が、一面に広がっています。

子どもたちが、力を合わせて収穫をしました。

根の部分の土を洗い落としています。

やはり、うれしいんですよね。

 

自分たちの野菜。

 

キッチンの方では、職員が野菜のソースを作っています。栄養価も高いです。

これは、カンボジアンテーストで、エビのすり身のソースです。（結構いけます。）

食堂で、一斉にいただきました。

職員含め、約１００人分の食材です。

 

消費量は、半端ありません。

 

確かに、時折、プノンペンから、外国の諸団体様などが、食糧の支援に見えます。

 

でも、３日分の食糧を届けたところで、子どもたちはすぐに飢えてしまいます。

 

魚を与えるのではなく、釣り方を教える。

 

孤児院の自立を考えたときに、このクラファンで目指した、「自立を支える支援」「持続可能な支援」が、やはり我々の目指すところです。

 

野菜を確実に栽培することを習得していけば、子供たちの将来にもきっと役に立ちます。

野菜を子どもたちが食べている現実を作り出した力の源泉は、皆様方からのサポートです。

その心を受けて、理事長のサラットさんと院長のファールさんが、この数か月間、懸命に子どもたちや職員に粘り強く指示をして、収穫にまでこぎつけました。

とりわけ、理事長のサラットさんの日本への信頼には、厚いものがあります。

 

これで、野菜の栽培が終わったわけではありません。

 

野菜を食べたから、ハイおしまいではないんです。

 

安定して、食卓に野菜が出てくるように、計画的に栽培していく必要があります。

 

これからの孤児院全体の取り組みに、大いに期待していきましょう。

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