桂垣竹穂設置② ―ついに形となる
約3週間をかけて、桂垣の竹穂がついに一面張り終わりました。当初計画の22mから、茶室裏側を省略し17mに短縮されましたが、表から見ると圧倒的な存在感です。 同時に築山のレベル調整も…
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支援総額
目標金額 1,000,000円
約3週間をかけて、桂垣の竹穂がついに一面張り終わりました。当初計画の22mから、茶室裏側を省略し17mに短縮されましたが、表から見ると圧倒的な存在感です。 同時に築山のレベル調整も…
もっと見る茶室の屋根工事も佳境に入り、ついに檜皮葺きが始まりました。腰掛待合や中門は杉皮葺きですが、茶室のみ軒先が檜皮という特異な仕様。 復元会議では「本来は全面檜皮だったのでは?」「併用は…
もっと見る県立大学で制作した竹穂パネルを、いよいよ現場の下地板に取り付けていきます。枝を選び、量を整え、縦に詰めていく「アンコ」の作業。現場ではこの呼び名が自然と定着しています。 アンコはた…
もっと見る桂垣の下地が整い、次は竹穂を編み込む作業に入りました。大量の竹穂を一本ずつ間引き、形を整えながら編んでいきます。枝先の一本まで神経を使う、根気のいる作業です。 猛暑の中での作業は危…
もっと見る造園工事の桂垣に続き、建築部では茶室と腰掛待合の屋根復元が始まりました。足場が組まれ、杉皮の撤去が慎重に進められます。現れたのは、年月を経た木組みと細竹垂木。 職人たちは一つひとつ…
もっと見る桂垣の支柱が立ち上がり、次は下地板の取り付け作業です。この二日間の高梁はまさに灼熱。30日は39℃、翌31日はなんと40.4℃を記録し、中国地方の観測史上最高気温を更新しました。 …
もっと見る夏休みに入った高梁中学校美術部ですが、3回目の講義が開催されました。テーマは「パッケージデザイン」。講師は倉敷芸術科学大学の黒川先生です。 会場には多彩な市販パッケージが並び、「た…
もっと見る第2回目の特別講義は、Team roanの安田さんによる「重森三玲のデザインについて」。 中学生たちは「驢庵の庭=重森三玲作」という認識は持っているものの、その人物像やデザイン思想…
もっと見るいよいよ桂垣の支柱鉄骨が現場に届きました。使用するのは75角・長さ6mの鋼管を半分に切り、さらに溶融亜鉛メッキを施したものです。 工事の要は「鉛直に立てること」。最初の1本は職人た…
もっと見る驢庵復元お披露目会に向けて、高梁中学校美術部がパッケージデザインを担当することになりました。限定商品は地元銘菓「ゆべし」。天任堂さんが協力してくださいます。 記念すべき第1回講義は…
もっと見る掘削を終えた翌日、コンクリート打設作業が行われました。鉄骨の搬入がずれた関係で、まずは型枠(ボイド管)だけを先に設置し、後日鉄骨を建て込む段取りです。 この日の現場には、高梁中学校…
もっと見る中門の設置が終わると、いよいよ今回の庭園工事の中でも特に大きな作業――桂垣の設置が始まりました。端まで高さ2.7mにもなる桂垣は、支柱だけでも大迫力。その埋め込み深さはなんと700…
もっと見る2025年6月4日ついに中門の復元工事が行われました。今回の工事での大きなポイントは、「掘立仕様」での再建。もともと中門は掘立柱だったと考えられますが、長年の風雨により地中にあった…
もっと見る庭園の工事が進む中、中門の再設置に向けた準備も始まりました。現状では沓石の上に柱が立ち、控え柱で支えられていましたが、当初はそうではなかったようです。 古写真には控え柱の姿はなく、…
もっと見るこの日は定例会に合わせ、茶室の板壁の撤去作業が行われました。長年風雨にさらされた板壁の裾は黒ずみ、土壁を守る応急措置だったことがうかがえます。 撤去してみると、思いのほか土壁の状態…
もっと見る造園工事が進む中、築山のライン整形もいよいよ終盤に差し掛かりました。元の姿に近づけるため、今回の作業ではより動きのある曲線が意識されました。一つひとつの土の盛り上がりに、職人たちの…
もっと見る重森三玲の日記には、驢庵の茶室が西大寺町から移築されたこと、萬延元年の席であることが記されています。その記述をもとに、私たちは移築元の手がかりを求めて調査を続けています。 文化資料…
もっと見る重森三玲の『日本庭園史大系28 現代の庭2』には、驢庵の当時のオーナー、東照平氏と東民子さんの名前がたびたび登場します。 1969年、三玲が作庭した吉備中央町・天籟庵の席開きの際、…
もっと見る重森三玲は、枯山水庭園に多くの植栽を用いることに否定的でした。抽象化された自然景観の中にリアルな植栽を持ち込むことで、抽象性が損なわれると考えていたからです。 しかし例外として「大…
もっと見る重森三玲が自身の著書『茶室と茶庭 見方・作り方』(1966)で語った驢庵についての思想をご紹介します。 「一木一草を用いぬ庭」でありながら、「深山幽谷の表現」でなければならない。こ…
もっと見るンクリートスラブが露出したことで、園内に点在する会所マスが6カ所見つかりました。水勾配から推測してマス同士のつながりは想定できたものの、水を流すとまさかの全マス逆流…。 高圧洗浄機…
もっと見る昨年11月に行われた電気工事では、電柱からガレージ、茶室へと電線が埋設されました。今回はその続きとなる第2回目の電気工事。茶室から北東に位置する蔵への電線接続作業が実施されました。…
もっと見るこれまで、庭園のコンクリート躯体と仕上げのズレが発覚したことで一時中断していた復元工事。ついにその方針が決定する重要な日がやってきました。プロジェクトの監修者である作庭家・重森千靑…
もっと見る過去と現在の比較、工事方針を固める 2025年2月21日 定例会では、築山に石灰で記したラインを撮影し、作庭当時の写真と比較。できるだけ同じ角度から撮影することで、築山の形状を詳細…
もっと見る築山ライン復元へ、3つの仮説を検討 2025年2月18日 県立大学の学生がドローンや3Dスキャンを用いて築山の現状を記録し、昭和35年の実測図と比較。その結果、大きなズレが判明。そ…
もっと見る修復作業2日目、工事方針を再検討 2025年1月29日 築山ラインのズレが確認されたため、修復工事は一時保留。昭和35年の実測図に基づいた仮ラインを引き、後日造園部と報告書部で再…
もっと見るコンクリート修復作業開始 2025年1月28日 いよいよコンクリート修復工事がスタート。造園部が集まり、土中の根を取り除きながら、破損した部分を整理。修復のためのモルタルを打ち込…
もっと見る学生による庭園測量 2024年12月18日 岡山県立大学の学生たちが、庭園の正確な敷地図を作成するために測量を実施。レーザー距離計も活用し、精密な測定を行いました。 驢庵露地 東氏…
もっと見る茶室の実測調査 2024年12月9日 岡山県立大学の学生が茶室の詳細な実測調査を実施。夏の測定をもとにCAD化を進めていましたが、測りきれていない部分を補うため再度現地調査を行い…
もっと見る既存鉄骨柱の撤去 2024年11月13日 敷地南側にあった桂垣の支柱を撤去しました。かつては2mほどのブロック塀を目隠しするために高い桂垣が設置され、風圧対策として鉄骨の支柱が補…
もっと見る茶室への電気工事 2024年11月8日 午前のワークショップ終了後、電気工事が開始。庭園の北側にある駐車スペースからガレージ、そして茶室へと電線を埋設しました。掘削中に古い土管や…
もっと見る日本庭園協会視察 2024年9月15日 日本庭園協会の方々が岡山県を訪れ、東邸驢庵をはじめ、頼久寺や有琳の庭、松籟園などを巡り、重森三玲がたびたび訪れた名勝・豪渓も視察するツアー…
もっと見る庭園3Dスキャン第2弾 2024年9月11日 先日実施したフォトグラメトリ(写真測量)による点群データのスキャンに続き、今回はLiDARを併用したスキャンを行いました。メッシュデ…
もっと見る未来への架け橋、庭園の3Dスキャン 2024年9月9日 岡山県立大学の学生たちが、庭園の3Dスキャン作業を開始。まずは雑草を撤去し、コンクリートの構造部分を丁寧にスキャン。データ…
もっと見る庭園内土出し作業 2024年7月22日 7月22日と23日の気温37℃を超える猛暑の中、二日間にわたって庭園内土出し作業がおこなわれました。 地割を完全な状態に可視化することを目標…
もっと見る岡山県立の大学生と一緒に実測しました 2024年6月24日 岡山県立大学の3年生が授業の一環として、一緒に茶室の実測を行いました。 Team roanのメンバーで、建築士の山﨑さん…
もっと見る梅雨入り前の大仕事! 2024年6月20日 梅雨入り前にやっておかなければならない椿移植作業の日。雨という自然の恩恵を受けるため。しかし、まだ6月というのに高梁の盆地の暑さは厳しい…
もっと見る一木一草も用いない庭を目指して 2024年5月20日 庭園復元の第一歩として、既存の植物の撤去作業が行われました。庭のコンセプトは「一木一草も用いない路地」。樹木の伐根や草の除去作…
もっと見る茶室の謎、天井裏から見えた歴史 2024年5月2日 建築部による茶室の調査が行われました。庇や屋根の修復が計画されていましたが、せっかくなので内部も詳しく確認。調査中に点検口を発見…
もっと見る着工式、未来への第一歩 2024年4月25日 晴天の下、驢庵庭園再生プロジェクトの着工式が執り行われました。庭園のオーナーである東良平氏、作庭家の重森千靑氏をはじめ、岡山県立大学や…
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⚪︎驢庵ホームページにお名前を記載します<希望制>
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