②アプリ制作過程「なぜ治療日記を共有するのか？」

皆さま、こんにちは。

リボンズベースのにしかわです。

 

今日から4月に入り、気温も暖かくなりましたね。

そしてクラウドファンディングも残り14日となりました。

 

今回はアプリに込めた思い「治療日記を共有する目的」についてお話したいと思います。

 

 

 

ここで言う治療日記とは、がん患者さんが使用中の薬剤や日々の体調を記録したものをいいます。

 

治療日記を共有する目的はただ一つ、

 

「治療をみんなで支え合う場をつくる」

 

これに尽きます。

 

 

がん患者さんはよくマラソンランナーに例えられ、１人で走り続けているように思われがちです。

 

でも実際には、日本人の２人に１人ががんに罹患する時代、ランナーはとてもたくさんいます。

 

「自分１人ではない」

 

ribbonsを通してそう実感してもらえたらいいな、と思います。

 

 

そしてがん治療で起こる副作用や生活の工夫を共有することで、同じ治療をしている人が支えられる、この連鎖をつくっていけたら「がん治療の負担を軽くできる」と思います。

 

そんな支え合いの場にしていくのが僕の目標です。

 

 

また多くの人が治療日記が積み重なっていくと、それは医療データとしての価値も高まってきます。

 

アメリカではPatientsLikeMe（Live better, together! | PatientsLikeMe）というサービスがあり、患者さんがSNSに投稿した治療記録を、製薬会社や研究機関に提供して、医療の進歩に貢献しています。

 

ribbonsも、patients like meのようにがんに関する医療の進歩に貢献していきたいと思います。

 

がんになっても大丈夫な未来をつくる、ribbonsを通してこのミッションにしっかり注力していきます。