しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える!
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える!
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 2枚目
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 3枚目
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 4枚目
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 5枚目
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える!
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しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 4枚目
しこくまワークショップ|四国のツキノワグマの未来を考える! 5枚目

寄付総額

3,355,000

目標金額 3,330,000円

寄付者
255人
募集終了日
2025年7月18日

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2025年10月28日 12:00

「PVA(個体群存続可能性分析)の検討」しこくまワークショップ3日目(8/17)レポート

<<個体群の未来を見つめて~データと対話から描く「100年後の姿」>>
3日目は、ツキノワグマの現状を改めて整理しながら、四国のツキノワグマ個体群の個体数の推移を予測する「PVA:個体群存続可能性分析」の準備を進めました。

 

①脅威の整理と共有
 前日までのグループワークの成果発表から始めました。林業、シカの増加、気候変動、狩猟や錯誤捕獲(他の動物を捕るための罠にクマが誤ってかかってしまうこと)など、クマの生息に影響を及ぼす要因について、多角的に整理しました。どのグループからも、「自然環境の変化」と「人との関わり」が今後の存続に深く関わるという点で、共通の認識が示されました。
 一方で、シカの個体数拡大が与える影響の程度や、将来的な森林管理のあり方など、意見が分かれる部分もありました。限られたデータの中で現状を丁寧に捉え、活発に議論を交わす姿が印象的でした。
 また、森林総合研究所の大西氏からは、遺伝的多様性の低下に関する最新研究に基づき、よりリスクの少ない保全策が提示されました。

②科学的分析に基づいて未来を描くための「PVA」
 午後は「100年後に四国のツキノワグマをどのような状態で残していくのか」という長期的な視点から、PVAに入力するための条件(個体数の推定、繁殖の傾向、生息環境の広さや質など)について、専門家が意見を交わしました。数値を扱う真剣な議論の中にも、「どんな未来を望むのか」という想いがにじむ時間でした。
 また、韓国国立公園公団のジョン氏による、韓国で20年続くツキノワグマ保全プロジェクトの事例と、徳島大学の鎌田教授による、四国や紀伊半島での生息環境の連結性に関する最新研究について、報告をいただきました。

③未来のシナリオを考える
 最後に、再びグループに分かれ、PVAで検証してほしい「シナリオ」を検討しました。「シカの影響を減らした場合」「広葉樹林を増やした場合」「人との軋轢が増えた場合」など、前日までに整理した「脅威」を踏まえ、現実的な課題にどう向き合うか、さまざまな未来の可能性が語られました。
 また、「人々のクマに対するネガティブな意識」の動向が保全において重要な鍵になる、という意見が多く聞かれ、ツキノワグマの未来を考えることが、私たち自身の社会のあり方を見つめることにつながる——そんな空気に包まれた締めくくりとなりました。


 1月に開催予定の第2回「しこくまワークショップ」では、今回の議論をもとにしたPVAの結果が共有される予定です。専門家たちの知見と地域の思いが交わりながら、「科学的な知見に基づく、地域とクマの適正な関係」への道のりが、少しずつ形になってきています。

ギフト

5,000


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【リターン不要の方向け】5,000円コース

●高知県ふるさと納税の対象です。
●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
●Save the Island Bearプロジェクト活動報告冊子とステッカーをお送りします。

申込数
73
在庫数
-
発送完了予定月
2025年7月

10,000


【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)

【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)

ごっくん馬路村 15本セット

●高知県ふるさと納税の対象です。

「村の子どもたちに飲ませたい」との想いでつくられた馬路村の定番ゆずドリンクです。はちみつとゆずと水だけでつくった、すっきりさわやかなおいしいさです。

規格等:180ml×15本
産地等:馬路村

●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
●Save the Island Bearプロジェクト活動報告冊子とステッカーをお送りします。

申込数
81
在庫数
-
発送完了予定月
2025年8月

5,000


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【リターン不要の方向け】5,000円コース

●高知県ふるさと納税の対象です。
●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
●Save the Island Bearプロジェクト活動報告冊子とステッカーをお送りします。

申込数
73
在庫数
-
発送完了予定月
2025年7月

10,000


【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)

【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)

ごっくん馬路村 15本セット

●高知県ふるさと納税の対象です。

「村の子どもたちに飲ませたい」との想いでつくられた馬路村の定番ゆずドリンクです。はちみつとゆずと水だけでつくった、すっきりさわやかなおいしいさです。

規格等:180ml×15本
産地等:馬路村

●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
●Save the Island Bearプロジェクト活動報告冊子とステッカーをお送りします。

申込数
81
在庫数
-
発送完了予定月
2025年8月
1 ~ 1/ 11


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