寄付総額
目標金額 3,330,000円
- 寄付者
- 255人
- 募集終了日
- 2025年7月18日
「PVA(個体群存続可能性分析)の検討」しこくまワークショップ3日目(8/17)レポート
<<個体群の未来を見つめて~データと対話から描く「100年後の姿」>>
3日目は、ツキノワグマの現状を改めて整理しながら、四国のツキノワグマ個体群の個体数の推移を予測する「PVA:個体群存続可能性分析」の準備を進めました。
①脅威の整理と共有
前日までのグループワークの成果発表から始めました。林業、シカの増加、気候変動、狩猟や錯誤捕獲(他の動物を捕るための罠にクマが誤ってかかってしまうこと)など、クマの生息に影響を及ぼす要因について、多角的に整理しました。どのグループからも、「自然環境の変化」と「人との関わり」が今後の存続に深く関わるという点で、共通の認識が示されました。
一方で、シカの個体数拡大が与える影響の程度や、将来的な森林管理のあり方など、意見が分かれる部分もありました。限られたデータの中で現状を丁寧に捉え、活発に議論を交わす姿が印象的でした。
また、森林総合研究所の大西氏からは、遺伝的多様性の低下に関する最新研究に基づき、よりリスクの少ない保全策が提示されました。
②科学的分析に基づいて未来を描くための「PVA」
午後は「100年後に四国のツキノワグマをどのような状態で残していくのか」という長期的な視点から、PVAに入力するための条件(個体数の推定、繁殖の傾向、生息環境の広さや質など)について、専門家が意見を交わしました。数値を扱う真剣な議論の中にも、「どんな未来を望むのか」という想いがにじむ時間でした。
また、韓国国立公園公団のジョン氏による、韓国で20年続くツキノワグマ保全プロジェクトの事例と、徳島大学の鎌田教授による、四国や紀伊半島での生息環境の連結性に関する最新研究について、報告をいただきました。
③未来のシナリオを考える
最後に、再びグループに分かれ、PVAで検証してほしい「シナリオ」を検討しました。「シカの影響を減らした場合」「広葉樹林を増やした場合」「人との軋轢が増えた場合」など、前日までに整理した「脅威」を踏まえ、現実的な課題にどう向き合うか、さまざまな未来の可能性が語られました。
また、「人々のクマに対するネガティブな意識」の動向が保全において重要な鍵になる、という意見が多く聞かれ、ツキノワグマの未来を考えることが、私たち自身の社会のあり方を見つめることにつながる——そんな空気に包まれた締めくくりとなりました。
1月に開催予定の第2回「しこくまワークショップ」では、今回の議論をもとにしたPVAの結果が共有される予定です。専門家たちの知見と地域の思いが交わりながら、「科学的な知見に基づく、地域とクマの適正な関係」への道のりが、少しずつ形になってきています。
ギフト
5,000円
【リターン不要の方向け】5,000円コース
●高知県ふるさと納税の対象です。
●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
●Save the Island Bearプロジェクト活動報告冊子とステッカーをお送りします。
- 申込数
- 73
- 在庫数
- -
- 発送完了予定月
- 2025年7月
10,000円

【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)
ごっくん馬路村 15本セット
●高知県ふるさと納税の対象です。
「村の子どもたちに飲ませたい」との想いでつくられた馬路村の定番ゆずドリンクです。はちみつとゆずと水だけでつくった、すっきりさわやかなおいしいさです。
規格等:180ml×15本
産地等:馬路村
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- -
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- 2025年7月
10,000円

【しこくまの生息地を応援】 ごっくん馬路村(馬路村)
ごっくん馬路村 15本セット
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「村の子どもたちに飲ませたい」との想いでつくられた馬路村の定番ゆずドリンクです。はちみつとゆずと水だけでつくった、すっきりさわやかなおいしいさです。
規格等:180ml×15本
産地等:馬路村
●寄附金受領証明書は、寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、寄附募集期間終了後に高知県より送付いたします。
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