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支援総額

6,705,000

目標金額 10,000,000円

支援者
269人
募集終了日
2025年9月18日

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2025年07月31日 12:00

「『手が綺麗ですね』から始まった物語」(石島 知/株式会社Kotobito)

 

 

「『手が綺麗ですね』から始まった物語」

~おもしろきコトは、「ハズれた」先にある~

石島 知/株式会社Kotobito

 

◆ 自己紹介:私のシナリオを書き換えた場所


株式会社Kotobito代表取締役/プロデューサーの石島知と申します。この度、翠山大学の中部エリアの地域拠点の立ち上げを担当させていただくことになりました。

 

2025年1月、「世界中で、おもしろき人と、コトを起こす」をミッションに、カルチャープロデュースを手掛ける会社を立ち上げました。コトが生まれる「場」づくりや、そこから生まれる挑戦者の支援、そして、そのプロセスを学問として探求する「プロデュース学」の3つを軸に活動しています。

翠山大学との出会いは、プロデュース学の体系化をご一緒している岡田翔太さんからのご紹介がきっかけでした。その理念に深く共感し、この壮大な挑戦の一員に加えていただくことになりました。

 

 

◆ 前編:私のシナリオが動き出した


「このままで、本当にいいのだろうか」

数年前まで、私の胸にはそんな漠然とした、しかし大切な問いが常にありました。

当時、私はIT企業の社長として、個人が自らの医療・健康情報を自由に管理し、活用できる未来の実現を目指していました。事業を通じてプロダクトの利用者が増えるに連れて、社会に広く価値を届けることの大きな意義とやりがいを、日々強く感じていました。

 

ただ、その一方で、事業のスケールではすくいきれない、一人ひとりの顔が見える距離での手触り感のある幸せに、どうしようもなく心を惹かれている自分もいたのです。効率や規模とは違う軸で測る「豊かさ」とは、一体何だろうか。その問いが、日に日に大きくなっていました。

 

私のシナリオが大きく動き出したのは、2022年の暮れに訪れた徳島県神山町での出来事がきっかけです。そこで出会ったのが、斎藤郁子さんでした。

 

彼女は、自らの手で鬱蒼とした森を切り拓き、鶏を育て、ついには森の中にサウナまで作ってしまう。自然と対話し、生命力に溢れ、しなやかに「今、ここ」を生きる彼女の姿は、当時の私にとって、あまりにも衝撃的でした。

 

斎藤郁子さんが手作りで4年かけて作った森の中のサウナ

 

彼女との対話を通じて気づかされたのは、「豊かさ」のアセット(資産)には性質の異なる種類がある、ということでした。社会での活動の対価として得るお金は、もちろん生きていく上で不可欠でパワフルなものです。それとは全く違う性質を持つのが、この神山の暮らしに溢れているアセットでした。

 

それは、ご近所さんとの愛情深い繋がりであったり、石積みや魚のとり方といった、先人から受け継がれる技術であったり。そういった資産は、人に分け与え、実践するほどに、減るどころか磨かれ、自分自身をより豊かにしてくれる。郁子さんは、そんな「使えば使うほど増える」資産の循環の中に身を置き、その幸せを全身で体現していたのです。その考え方は、私の心の奥底にあった問いに、鮮やかな光を当ててくれるものでした。

 

実は、郁子さんに出会うずっと前から、頭ではその価値を理解していたような気がします。「わかっちゃいるけど、止められない」。まさにその状態でした。私を信頼してくれる社員、期待を寄せてくれる取引先、応援してくれるすべての方々への感謝と責任感から、走り続けることしか選択肢がなかったのです。その方々への感謝は今も変わりません。ただ、そうしているうちに、本当に自分がやりたいことはどんどん後回しになり、身動きが取れなくなっている自分もいました。

 

そんな私の目の前に、その状態を軽やかに打破し、心から楽しそうに生きている郁子さんがいる。その姿はあまりにも眩しく、「自分もこうなりたい」と素直に思いました。そして、この新しい生き方こそが、自分自身を最大限に活かし、結果として社会へのより大きな恩返しに繋がるのではないか。そう「思い直す」ことができたのです。

 

そんな風に頭で考えを巡らせている中で、郁子さんからふと言われました。

「石島さん、手が綺麗ですね」

 

その一言が、私の心に深く、静かに突き刺さりました。ハッとさせられました。

頭での理解だけでなく、この言葉は、私が自分の身体を使って何かを生み出すことから、いかに遠ざかっていたかを身体感覚として気づかせてくれました。キーボードを叩く指先は、効率や規模を追い求めるためのツールにはなっても、土の匂いや人の温もりを感じるためのものではなかったのです。

 

この出会いをきっかけに、私の価値観は大きく揺らぎました。

標準化やスケールといった既存の成功モデルを目指すのではなく、そこにいる「人」が活きる、世界に一つだけのオーダーメイドな事業を作りたい。一人ひとりの顔が見える距離で、その人生に深く寄り添えるようなコトを仕掛けたい。

 

その思いは、妻と共に始めた「森と、ピアノと、」というプロジェクトで、少しずつ形になっていきました。もちろん事業内容によっては、効率や規模を追求することも重要です。その大切さを理解した上で、このプロジェクトではあえて完璧な計画を立てすぎず、その土地の気候や、集う人々の呼吸を感じながら、一つひとつ手触り感のある場を創り上げていきました。その過程で出会った多くの素晴らしい職人たち。彼らの丁寧な仕事、ものづくりへの深い愛情に触れる中で、そうした数字だけでは決して測ることのできない、一人ひとりの心に深く刻まれる体験を創ることの価値を、私は改めて確信したのです。それこそが、私がやりたかったことでした。

 

2025年5月、この森は一つの完成を迎え、私の新しい物語が始まる、まさに「シナリオを書き換えた場所」となったのです。

 

 

森と、ピアノと、 の建物外観 C Mai Uematsu

 

◆ 後編:翠山大学と描く、私たちのこれから


私にとって翠山大学とは、「“ハズれる”ことを愛し、抱きしめることのできる学校」です。

 

思えば、私の人生は、世間一般で言われる「当たり前」のレールから、自ら外れていくことの連続でした。中学2年生で、言葉も通じないアルゼンチンとパラグアイへ単身サッカー留学。大学はきっちり5年間通い(笑)、4年生の時にはご縁があってロシアへの派遣留学を経験しました。新卒で入社したソニーでは、がむしゃらに新規事業を立ち上げ、その事業を社外に売却し、その後自身も転籍。そして、今回の起業。

 

傍から見れば、回り道や寄り道ばかりのキャリアに映るかもしれません。しかし、その人生の岐路には、いつも私以上に私の可能性を信じ、「お前なら大丈夫だ」と、理由なき信頼を寄せてくれる人たちがいました。彼らの存在があったからこそ、私は世間の物差しを気にすることなく、未知の道へ一歩を踏み出す勇気を持つことができたのです。

 

今度は、私がその役割を担いたい。

プロデューサーとして、目の前にいる人の可能性を、その人自身よりも深く信じ抜きたい。たとえその人の選択が、一般的に「ハズれた」道に見えたとしても、「必ずなんとかなる。大丈夫」と、心の底から伝え、その挑戦を抱きしめられる存在でありたい。

 

その思いが、2025年1月の株式会社Kotobitoの創業へと繋がりました。そして、私たちが目指す「ハズれるひと、コトを愛することができる社会をつくりたい」という想いは、翠山大学が掲げる構想そのものでした。

 

学びと暮らしが一体となり、誰もが自らのシナリオの主人公となれる場所。予定調和を壊し、予測不能な未来を面白がれる人々が集う場所。そんな未来を、この大学と共に創っていきたい。Kotobitoとして翠山大学の設立に深く関わり、同じ志を持つ仲間を一人でも多く増やしていくこと。それが、私がこの大学と共にある理由であり、これから地域拠点で果たしていくべき使命だと感じています。

 

 

◆ 最後に:新たな仲間となる人たちへ


この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら心のどこかで「このままでいいのだろうか」という小さな違和感や、誰かが敷いたレールの上を歩くことへの息苦しさを感じているかもしれません。かつての私がそうであったように、その感覚は、あなた自身の新しい物語が始まろうとしている、大切なサインなのだと思います。

 

レールから外れることを、どうか恐れないでください。

その一歩は、決して「間違い」や「失敗」ではありません。むしろ、あなただけの「おもしろきコト」が始まる、最高のきっかけです。翠山大学は、そんなあなたの「ハズれ」を、誰よりも愛おしく思い、全力で応援する場所です。

 

もし、この記事を読んで少しでも心が動いたなら、ぜひ私たちに声をかけてください。この世界で、まだ誰も見たことのない景色を、まだ誰も味わったことのない感動を、一緒に起こしていきませんか。

 

あなたとの出会いを、心から楽しみにしています。

 

引き続き活動報告ではラジオ配信のレポートをはじめ、プロジェクトの進捗状況などを発信してまいります。応援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

リターン

15,000+システム利用料


おすすめ|限定ZINE「私たちはシナリオを書き換えられるのか?(タイトル仮)」

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参画メンバーによる、ここでしか手に入らないオリジナルZINEです!
多彩なメンバーが「私たちはシナリオを書き換えられるのか?」をテーマに、コラム、エッセイ、写真、イラストなどを寄せて、オリジナルのデザインで制作し、送付いたします。


【寄稿者】内田樹、広井良典、前野隆司、堀田新五郎、渡邊格・麻里子、勅使川原麻衣、水谷知生、作野広和、坂本大祐、岡田勝太、西尾美也、青木真兵、青木海青子、光嶋裕介、阿野晃秀、石島知、林尚之、松岡慧祐、梅田直美、遠又香、安井早紀ほか      
※デザイン・仕様等はイメージになります。

【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。

申込数
90
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

5,000+システム利用料


alt

シンプルコース|5,000円

【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

15,000+システム利用料


おすすめ|限定ZINE「私たちはシナリオを書き換えられるのか?(タイトル仮)」

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参画メンバーによる、ここでしか手に入らないオリジナルZINEです!
多彩なメンバーが「私たちはシナリオを書き換えられるのか?」をテーマに、コラム、エッセイ、写真、イラストなどを寄せて、オリジナルのデザインで制作し、送付いたします。


【寄稿者】内田樹、広井良典、前野隆司、堀田新五郎、渡邊格・麻里子、勅使川原麻衣、水谷知生、作野広和、坂本大祐、岡田勝太、西尾美也、青木真兵、青木海青子、光嶋裕介、阿野晃秀、石島知、林尚之、松岡慧祐、梅田直美、遠又香、安井早紀ほか      
※デザイン・仕様等はイメージになります。

【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。

申込数
90
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年1月

5,000+システム利用料


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シンプルコース|5,000円

【共通リターン】
◯お礼のメッセージ
◯開学メンバーとしてWEBサイトにお名前掲載
◯クラファン終了報告会にオンラインご招待
※10月開催予定、詳細は9月までにご連絡いたします。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月
1 ~ 1/ 70


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