第二目標達成の御礼と最終目標への挑戦

諏訪湖や諏訪大明神に関わる人形浄瑠璃文楽の演目『本朝廿四孝・奥庭狐火の段』を、物語の舞台である諏訪湖を背景に湖畔で上演し、記録映像としてのドキュメンタリー映画制作を目指して挑戦を続けておりました本プロジェクトは、おかげさまをもちまして8月14日に第二目標に掲げる500万円を達成することが叶いました。

直接ご支援をお届けくださった方々と合わせて、約200名もの皆様からあたたかいご支援と応援の言葉を頂戴いたしました。この場をお借りして、改めて心より感謝申し上げます。皆様のご厚意により開催の目処が立ち、現在私たちは詳細な演出や舞台設置に向けて、徐々に検討や準備を進めています。

ただ屋外で公演されることがほとんどない「人形浄瑠璃文楽」を諏訪湖畔で上演するという未知の挑戦の中では、手探りで進める部分も多く、思いがけない課題を目の当たりにすることもあり、予想外の出費も見えてきている状態です。また念願の諏訪湖を目の前にした公演を行う上は、諏訪湖をより生かした新たな演出に挑戦したいという声も上がってまいりました。

そのような状況を踏まえて、8月23日(金)23時の終了まで残り9日となりましたが、最終目標として600万円を掲げて挑戦を続けることを決意いたしました。

しかしながら目標金額の達成だけが重要なのではなく、日本の誇る伝統芸能・人形浄瑠璃文楽のことを、そして諏訪湖や諏訪地域の魅力を一人でも多くの方に知っていただき、関心を持っていただくことに大きな意義があると感じております。これまでご支援をお寄せくださった皆様への感謝の気持ちを胸に、私たちはより多くの方々に仲間になっていただくことも目標に、最後まで発信を続けてまいります。

皆様から頂戴したご支援は、諏訪湖奉上文楽公演と関連事業に関わる費用として、大切に活用させていただきます。8月23日(金)23時の最後まで、引き続き変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。

（写真：諏訪法性兜－下諏訪町立諏訪湖博物館蔵－）