平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ 2枚目
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ 3枚目
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ 2枚目
平城宮跡・宇奈多理坐高御魂神社|重要文化財 本殿に次ぐ境内修復へ 3枚目

支援総額

8,185,000

目標金額 3,000,000円

支援者
396人
募集終了日
2025年11月14日

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2025年11月06日 12:49

<残り8日> 奈良国立博物館にて、宇奈多理神社ともご縁の深い "十一面観音立像" 特別公開中のご案内

残り8日!

ここに書きたい事も色々とございますが、本日はどうしてもご紹介をしておきたい件のご紹介です。

 

 

スクリーンショット 2025-11-06 11.11.56.png

 

 

前回の活動報告では、ポスティングをしていた件について書いておりまして、終わりの頃には鹿さんのいる奈良市の観光的な中心エリアに来ていた話しもお伝えしました。

 

 

IMG_8258のコピー.jpg

 

 

鹿さんのいるエリアと申しますと、奈良公園。

近くには春日大社や東大寺、興福寺、そして現在『正倉院展』も開催中の奈良国立博物館がございます。

 

実は9月30日から12月21日(日)まで、宇奈多理坐高御魂神社とゆかりのある仏像が、特別公開中である事を宮守さんに教えていただいたので、せっかく近くまで来ているのだからと拝観してまいりました!

 

 

IMG_8264のコピー.jpg

 

 

展示されているのは仏像館。振り返った時にスカッと青空が美しくて撮影しました。こちらでございます。

 

もう夕方でゆっくりしている時間もなかったので、とりあえず入館後は真っ先にそのゆかりのある仏像様の元に向かいました。

 

 

それが現在、法華寺様にいらっしゃる十一面観音立蔵様。

 

 

IMG_8315のコピー.jpg

 

 

修理完成記念 特別公開 奈良・法華寺十一面観音立像

として、展示されているこの仏様は、明治時代までは宇奈多理坐高御魂神社におられた仏様です。

 

 

法華寺様の公式サイトには「もともとは法華寺の南西に位置する鎮守社・宇奈多理坐高御魂(うなたりにいますたかみむすび)神社の本地仏(ほんじぶつ)として造られたものだったことがわかっています。」と説明されています。

 

法華寺様のサイトでその御姿を拝見してから、お参りは叶うのだろうか……と思っていたので、奈良国立博物館で展示中と聞いたときは、祈願達成!な気がして、絶対に拝観に上がろうと思っていたのです。

 

 

 

宮守さんから情報を得て、奈良国立博物館さんのサイトで確認したところ、トップページに『特別公開』として画像入りで紹介されており、詳細が記されたリーフレットのデータもございました。

 

 

今回の『特別公開』は、昨年度に解体修理で調査も進んだという経緯で、上にも書きましたが『修理完成記念 特別公開 奈良・法華寺十一面観音立像』というタイトルでの公開となっております。

 

 

 

解体修理を終えて、美しく蘇った『宇奈多理坐高御魂神社の本地仏』……

 

本地仏とは、日本の神様の本来の姿は仏教の仏様だという『本地垂迹説』に基づく言葉で、神様の本来の姿であるところの仏様という意味になります。

 

 

つまり、高御魂尊様の別の御姿として、こちらの十一面観音立像が存在しているというお話しです。

 

 

 

実物は178.2cmという、想像よりもかなり大きな仏様で、ガラスケースの向こうではなく直に拝見できるので、本当に感激しました。

 

 

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そばに置かれているリーフレットは、A4サイズをこのように開く事ができて、両面印刷の立派なものでした!

 

ここまで特別な扱いだとは思っていなかったので、この時期にこの一目お会いしたかった十一面観音様との対面が叶って、ポスティングの疲れも浄化されました……

 

 

 

なんと申しますか、たまたまなんですよね。


こちらの十一面観音立像様が保存修理をされ、美しさを取り戻し……そのタイミングに重なって、元々いらした宇奈多理坐高御魂社も境内の修繕:美装プロジェクトを進めている訳です。

 

 

どちらかが置いてきぼりになる訳でもなく、ほぼ同時期に必要な想いと力が入って継承されている。

 

喜ばしい事だなあと、この一致にも神図りを感じながら「美しいね」と声に出して観ていらっしゃる何人もの拝観者さんに嬉しさ溢れつつ、高御魂尊様の別の御姿でもある十一面観音菩薩様をうっとりと見ておりました。

 

 

IMG_8266のコピー.jpg

 

 

十一面観音立像様は撮影不可だったので、撮影可能だった金剛力士像様を姑息に後ろから撮影……のていで、遠くに十一面観音菩薩様を無理くり撮影させていただきました(すみません)

 

 

十一面観音菩薩様は全ての罪を許してくださる仏様なので、きっと多分お許しくださると思います。

 

 

IMG_8215.JPG

 

 

十一面観音様と申しますと、海龍王寺様法華寺様でも、11月10日まで御本尊を特別公開中でいらっしゃいます。

 

 

海龍王寺様の本殿で、石川住職様とお話しする機会を頂戴した時に「藤原不比等が十一面観音を、信仰していたのかもしれませんね」とおっしゃったのをお聞きし、何とも深い衝動を感じました。

 

 

 

海龍王寺様は、藤原不比等邸宅エリアの北東に位置していらっしゃるのですが、石川住職がおっしゃるには、通常なら邸宅造成の際に、元々あった寺院等は取り壊していたのですが、藤原不比等はそのまま残したんだそうです。

 

 

 

政治、神話、都…… 国というものを整えるために生きていらした不比等さんが、どんな想いで海龍王寺様を自分の邸宅エリアに残し、祀っていたのか。

 

石川住職様のその一言からだけでも、遠い1300年前に想い馳せて熱が繋がるような気がします。

 

 

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聖地に暮らし、継承をされている方のお話しをその聖地で聴ける事は格別な事ですね。

 

 

ラストスパートに向けて追加されたリターンの一つは、そんな海龍王寺様を含めた聖地を巡る特別な散策企画です。奉祝祭が11日で、その次の日の開催となります。

宇奈多理坐高御魂社にとって、数十年〜百年に一度のハレの日に続く特別な時間、ぜひご参加いただければと思います。

 

 

 

追加リターンは一年後のお話しですが、十一面観音立像様の特別公開は今現在のお話しです。

 

奈良国立博物館の特別公開は12月21日までと期間に余裕もございますので、ぜひ宇奈多理坐高御魂社のこのプロジェクトも見守っていらっしゃるであろう仏様に会いにいらしてくださればと思います。

 

 

 

一足お先に美しく蘇られた十一面観音立像様に、宇奈多理坐高御魂社も続きます!

 

残り8日。追加リターンの御屋根銅板へのお名前入れコースも人気です。ぜひ最後までご支援、応援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

リターン

30,000+システム利用料


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①宇奈多理坐高御魂神社散策ツアー

【10月24日 最終目標へのラストスパートに向けて追加!】
宇奈多理坐高御魂神社を中心に、周辺の史跡、海龍王寺などをご案内いたします。宇奈多理坐高御魂神社では、参拝のほか、宮司による雅楽の解説や龍笛の演奏などをお楽しみください。

●お礼状
●芳名帳にご芳名を記帳(希望者)
●本殿御用材御守り
●宇奈多理坐高御魂神社散策ツアー※

※2026年10月12日(月・祝)に実施を予定。13時30分ごろにバス停「平城宮跡・遺構展示館」に集合し、所要時間は2時間〜2時間半程度です。詳細については2026年8月末までにお知らせいたします。現地までの交通費・宿泊費等はご負担ください。

申込数
4
在庫数
16
発送完了予定月
2026年11月

5,000+システム利用料


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②末社屋根の銅板へのお名前書き入れ

【10月24日 最終目標へのラストスパートに向けて追加!】
第二目標の達成によって実現します、末社屋根の銅板への葺き替え。
宮司直筆でお名前を書き入れ、葺き替えさせていただきます。(お名前は表面からはご覧いただけません)

●お礼状
●芳名帳にご芳名を記帳(希望者)
●末社屋根の銅板へのお名前書き入れ

申込数
32
在庫数
68
発送完了予定月
2026年11月

30,000+システム利用料


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①宇奈多理坐高御魂神社散策ツアー

【10月24日 最終目標へのラストスパートに向けて追加!】
宇奈多理坐高御魂神社を中心に、周辺の史跡、海龍王寺などをご案内いたします。宇奈多理坐高御魂神社では、参拝のほか、宮司による雅楽の解説や龍笛の演奏などをお楽しみください。

●お礼状
●芳名帳にご芳名を記帳(希望者)
●本殿御用材御守り
●宇奈多理坐高御魂神社散策ツアー※

※2026年10月12日(月・祝)に実施を予定。13時30分ごろにバス停「平城宮跡・遺構展示館」に集合し、所要時間は2時間〜2時間半程度です。詳細については2026年8月末までにお知らせいたします。現地までの交通費・宿泊費等はご負担ください。

申込数
4
在庫数
16
発送完了予定月
2026年11月

5,000+システム利用料


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②末社屋根の銅板へのお名前書き入れ

【10月24日 最終目標へのラストスパートに向けて追加!】
第二目標の達成によって実現します、末社屋根の銅板への葺き替え。
宮司直筆でお名前を書き入れ、葺き替えさせていただきます。(お名前は表面からはご覧いただけません)

●お礼状
●芳名帳にご芳名を記帳(希望者)
●末社屋根の銅板へのお名前書き入れ

申込数
32
在庫数
68
発送完了予定月
2026年11月
1 ~ 1/ 22


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