
支援総額
目標金額 250,000円
- 支援者
- 76人
- 募集終了日
- 2022年10月31日
山形ビエンナーレの稽古をなぜ国立科学博物館で行なったのか?
今日は、演劇の稽古の方法について紹介したいと思います。
演出家の黒田です。
しかしただの、稽古ではありません。
2022年9月、山形ビエンナーレの会場の一つである文翔館 議場ホールで演劇『ファウスト』の上演が行われました。物語前半部は文翔館の前庭で野外劇として展開、後半は美術展「現代山形考 藻が湖伝説」の会場の中で俳優・観客ともに自由に動き回る形式(イマーシブ・シアター/観客没入型劇場とも言います)でした。
大抵の演劇の稽古は、舞台という平らで広がりのある床の上で行うという想定のもと、みなさまが思い浮かべるダンススタジオのような空間で行われます。スタジオを借りたり、町の公民館や市民ホールなどの公共施設も程よい大きさのリハーサル室を持っているのでそこを借りたりします。
しかし美術展を会場とした演劇の稽古はどこで行えばいいのか?
しかも、美術展と一口に言っても、美術品や什器の配置は、当然その展示ごとに異なります。空間もかなり広い。ただ公民館の一室を借りても、絵画や彫刻が複雑に配置される予定だった「現代山形考 藻が湖伝説」のシミュレーションはできません。
そこで、私たちは、上野の国立科学博物館で稽古をしました。
https://www.kahaku.go.jp/

イマーシブ・シアターというのは、演劇の形式として観客も劇世界に迷い込むような形式の上演のことを言います。例えば、遊園地の<オバケ屋敷>も誰もが思い浮かべることのできるイマーシブ・シアターの例です。
実はゲッコーパレードの上演もイマーシブ・シアター形式を予定していましたが、上演会場となる「現代山形考 藻が湖伝説」自体も鑑賞者をある世界の中に誘い込むイマーシブ(没入型)な展示です。そんな展示を常設で行っている施設が、ゲッコーパレードが稽古を行う関東でないだろうかと思いついたのが国立科学博物館でした。
みなさん、国立科学博物館は行ったことはありますか?
あんまり科学とか興味ないなと思うような大人でも、うっかり入ると3時間は出てこられなくなります。おすすめです。
そこで我々は、他のお客さんに迷惑にならないよう、台詞を言うことはできませんでしたが、展示の中を歩き回り、その空間でどんな身体感覚が生まれ、自分が受け持つ役がやりたいことができるのか?シミュレーションをしたのでした。
20分間、各自が動き回って行うシミュレーションを3回ほど行うと、俳優たちはヘトヘトになりましたが、本番に向けて、良い感覚が掴めた稽古となりました。
このような稽古を経て挑んだ山形ビエンナーレ、クラウドファンディングのご支援は今月末まで!
ぜひ一口、ご支援よろしくお願いいたします。
リターン
3,000円+システム利用料

応援だけコース
●お礼&実施報告メール
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
5,000円+システム利用料

映像視聴コース
●お礼&実施報告メール
●記録映像の最速視聴権(視聴有効期限:2023年9月30日)
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)
- 申込数
- 33
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
3,000円+システム利用料

応援だけコース
●お礼&実施報告メール
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
5,000円+システム利用料

映像視聴コース
●お礼&実施報告メール
●記録映像の最速視聴権(視聴有効期限:2023年9月30日)
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)
- 申込数
- 33
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月

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